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少年と女神の物語
『中華の鍛冶神』編
第七話
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神格化・・・その名は―――アテ」

 何とびっくり、女神様です。
 そして、よく見てみれば昨日の夜にソウ兄が言っていた少女と特徴が一致します。

「う〜ん・・・近づくのは危ないよね・・・ママたちなら何か知ってるかな?」

 基本的に、何かあったらママかパパに連絡することになっているので、この状況について知っている可能性は高いです。

「あ、ママ?ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・」
『そう?でも、その前に新しい家族について伝えてもいいかしら?』
「あー・・・うん、いいよ」

 早くソウ兄の状況について知りたいところですが、新しい家族のことも大切です。
 神代にとって、家族は最も優先すべきことなんですから。

『武双が誘った娘なんだけど・・・』

 あれ?もしかして私の疑問って、すぐにでも解決されますか?

『女神なんですって!送ってきた写真を見ても可愛いのは分かるし、もう最高!』
「・・・その女神様って、アテ?」
『あら、正解よ。どうして知ってるの?』
「うん、ちょっとね・・・ありがとう、ママ。もう切るね」
『あら、聞きたいことがあったんじゃないの?』
「大丈夫、解決したから」

 そういって、電話を切りました。

 女神様相手なら近づくことを躊躇いますが、家族相手なら気にする必要はありません。
 遠慮なく、近づいていきます。

「・・・何のようですか、魔女?」

 まあ、さすがに無警戒、と言うわけには行きませんでした。
 とりあえず、説明から始めましょうか。

「こんにちは、私は神代立夏。そこで寝ているソウ兄・・・神代武双と、あなたの妹」
「あなたが、武双の?」
「それと、あなたの、ね。アー姉って呼んでもいい?」

 へんに畏まるのもおかしいので、もう何にも気にせず話します。

「え、ええ。それは構いませんが・・・」
「ありがとう、アー姉!私のことも立夏でいいよ!」
「は、はい。では立夏。あなたはどうしてここに?」
「いやな予感がしたから、かな?ゲイ・ボルグは送ったんだけど、やっぱり心もとなくて」

 ぱっと見た感じだと、ゲイ・ボルグは見えません。
 これなら私が贈ったという証明にはなるでしょう。

「・・・その槍について知っているのなら、間違いないようですね。では、私も自己紹介を」

 アー姉はようやく私のほうを向き、話してくれました。

「私は神代アテ。昨日から、武双やあなたの家族になりました」
「うん、さっきママに聞いた!じゃあ、自己紹介はこれで終わりとして・・・」

 いまだに気絶しているソウ兄を見て、話を続けます。

「ソウ兄がしっかりと休める場所に移動したほうがいいかな?」
「それは、そうなんですけど・・・今私と武双が
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