第76話 少年達は離れてしまうようです
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間、万里を石化させる槍の雨が、僅か半径300mに降り注ぐ。
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
「ぐぅぅぅぅうううう!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
「……!しまった、このままでは………!死ぬよりはマシか!全員掴まれ!!」
ゼクトが一瞬の焦りを見せたが、それでも転移を敢行。アルビレオの防御が敗れるより僅かに早く、転移する事に
成功した。その転移する一瞬の間、ネギはフェイトの言葉を聞いた。
「君達は少し……お遊びが過ぎたね。現実を知ると良い。」
Side out
Side ネギ
ババババシュゥ!
「あだっ!」
「あうっ!」
「っと!皆さん、大丈夫ですか!?」
フェイトの攻撃からゼクトさんの転移で何とか逃げ、ジャングルのような場所に出た。けれど、近くに
転移したのは千雨さんとまき絵さんだけ・・・。恐らく、フェイトの魔法があまりに激しくて転移が阻害されて
しまったんだと思う。只でさえ難しい魔法だからね。
「オイオイオイ、ここ何処だよ。さっきの近代的魔法都市なんて見る影もないじゃんか。」
「ジャングルー!ジャングルだーー!ねぇネギ君、アーーアアー!ってやっていい!?」
「まき絵さん、少し落ち着いてください……。来る前に叩き込んで来た地図の通りなら、先程僕達が居た
メガロメセンブリアから約一万キロ西の地点、若しくは四千キロ南の地点です。」
「どっちにしろ遠いわぁ!!四千とか一万とか簡単に言うけど、どんだけ遠いんだよ!」
僕の(恐らく役に立たない)情報に、千雨さんが憤慨する。・・・そんな事言われたって!
まさか広域探索魔法を使うとは思わなかったから初級のしか習得してないし!
気配を探知するにしてもなんかここ、豪い強い気配がいっぱいあって、探せないんだよ!
グォォオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
「ふぁっ!?ちょ、ネギ君!?この声ナニ!?」
「魔獣……!?まずい、固まってください!!」
「バカ、コラ、どこ触って「静かにしてください!!」うぐっ………。」
急いで巨木の幹の間に隠れ、気配と熱・姿を生物から認識できないようにする。
直ぐにズズン、ズズンとまるで巨大な生物が歩くような音が聞こえ、僕達の目の前にその足(?)が落ちて来る。
ズズゥゥン!!
「……!………!………!?」
「(し、静かにしてくださいまき絵さん!黙ってれば何もしません!多分!)」
「(最後に余計なの付けんじゃねぇよボケ教師!お前もいい加減
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