魔法先生ネギま!
0416話
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のは一瞬で移動出来る訳ではない。いや、他の属性のゲートは分からないが、少なくても俺が使える影のゲートはその影に沈み込むのに僅かではあるが時間が必要なのだ。
……もっとも、こうしてネギと向かい合っている時点で体内の魔力、あるいはSPを使用してそのダメージをもどんどん回復していっているのだが。
「今の、僕の切り札だったんだけど……アクセル君にはまだ及ばなかったみたいだね」
「いや、そうでもないぞ。俺の白炎ノ宴の雷バージョンっぽい感じだが……」
「キズクモの試合映像を手に入れるのはそう難しくはなかったからね。もっとも、生命ノ宴とか焔ノ宴のような特殊能力は雷を利用した瞬動、雷速瞬動しかないんだけど」
なるほど、俺の白炎ノ宴を参考して作りあげた訳か。
「だが……俺を参考にして作りあげた技で本家本元の俺に敵うと思ってるのか?」
「どうかな。でも、参考にして作ったって事は改良されてるって意味でもあるんだよ?」
闘技場の中央で向かい合う俺とネギ。
「……いいだろう。別に技で著作権云々なんて言わないさ。麻帆良武道会の時とは違う、俺の正真正銘の力で受けて立とう」
「アクセル君。君はいつも僕の前に立ち塞がっていた壁だった。君を乗り越えよう、追い越そうとして頑張ってきたのも事実。……その壁、今日で乗り越えてみせる!」
「俺を乗り越えられるのなら、乗り越えて見せろ!」
お互いが瞬動を使い、ナギ・スプリングフィールド杯決勝戦、最後の幕が開ける。
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