第十話 駆けつける龍達!結成!黄金のJr
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は敗北してしまう。
すると
「・・・待て」
疾風が後ろに振り返ると一つの影が・・・
医務室
「うぅ・・・くそ」
ボロボロの岩鉄が意識を取り戻すと隣のベッドで安静にしている大河と澪の姿が・・・
「澪ちゃん・・・くそ!4回戦か・・・う!」
岩鉄が4回戦に挑むために痛む身体を起こしてリングへと向かうが4回戦の歓声と思われる声が響き渡った。
すると通りかかった観客が・・・
「すげえよなぁ。黄金のJr.にまだあんな強い奴がいるなんて・・・1人で3人も倒したぜ」
その言葉に岩鉄は・・・
「何だ?・・・誰かが戦ってるのか?」
リングへの通路を駆け抜けるとリングに立つ男とセコンドに付く疾風の姿が・・・
「おめえ・・・一体?」
岩鉄がリングの男に向かって叫ぶと男は振り返り名乗った。
「神闘士・・・α星ドゥベのシグ・・・個人的な理由により参戦する」
リングに立っている男はシグだった。リングサイドでは疾風もサポートしていると岩鉄が飛び掛かった。
「てめえ!辻斬りか!?」
「ま!待て!私は老師に!」
「老師って誰だ!?」
疾風に向かって飛び掛かる岩鉄だが、リングのシグに止められてしまう。
「うるさいぞ貴様ら・・・私の試合の邪魔だ」
「!?て!オメエ虎の味方か?」
岩鉄の言った言葉にシグは答えた。
「『味方』?違うな・・・『敵』だ!!」
そう宣言しながら襲い掛かってくる闇闘士を撃破するシグ。
するとシグはコーナーへと戻り岩鉄の元へ降りた。
「大河の首は私が先約だ・・・他の奴にくれてやるつもりはない」
そう言ってシグは最後の闇闘士に向かって拳を構えた。闇闘士はシグに向かって襲い掛かるが・・・
「・・・面倒だ」
シグの小宇宙が高まるとその拳を放った。
「ドラゴン!ブレーヴェストブリザード!!」
龍の拳が闇闘士にさく裂し消滅を起こした。
「すげぇな・・・シグのダンナ」
「まぁいい・・・次は準決勝だ・・・勝手にやれ」
岩鉄が駆け寄ろうとするとシグはリングから降りて行った。
「ちょ!ちょっと待てよ!どうすんだよ!?次?」
「その若造が出るだろう・・・私は決勝まで暇を潰すとしよう」
そう言うシグに向かって岩鉄は・・・
「あんにゃろ!ぶっ飛ばす!」
「わわわ!待て待て!!」
怒りまくる岩鉄を必死になだめる疾風。
一方外に出たシグは予想通りの展開が起きている事に構えた。
スタジアムの外を埋め尽くすくらいの闇闘士の姿が・・・
「やはりな・・・スタジアム外での奇襲とは・・・私は掃うか」
「「「「「うおおおおおおおおおおおおお!!」」
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