第十話 駆けつける龍達!結成!黄金のJr
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ばよかった物をよぉ・・・んな義理立てして何でだ?そいつに惚れてるのか?」
あざ笑う闇闘士に澪は黙って答えた。
「どうして?・・・そんなの私の方が知りたいわよ・・・私はこの頭のせいで本当にほしい物はなかった・・・友達も・・・何も・・・合理性があれば何でもいいと思った。けどあいつは違った・・・努力と根性で合理性を覆した」
澪は自分の決意を現した。
「・・・これでも少しは努力と根性をやったつもりだからね」
「小宇宙も使えないアマが何言いやがる!!」
ゴングと同時に闇闘士が襲い掛かると澪は深呼吸をしてその一撃を回避した。
「すぅ・・・確かに私は小宇宙は使えない・・・けどね・・・あの馬鹿に教えてもらった努力と根性がある!!あんたには勿体無いけど見せてやるわよ!20世紀最大の必殺ブローを!! 」
澪が闇闘士に向かって走った。
そしてその体制は・・・
「あれは!」
そのブローは大河もよく知っている地を這うようなそれは・・・
「ジェットアッパー!!」
「!?」
澪のジェットアッパーを直撃した闇闘士は空高く吹き飛び天井に突き刺さった。
「はぁ・・・はぁ・・・身体能力とメカニズム・・・旋律が解明されれば虎程度の猿真似なら・・・う!!」
装着限界を超えた澪が倒れると鋼鉄聖衣は強制解除されてしまった。
「ミヨ!お前!」
3回戦を突破した澪に駆け寄る大河。すると何者かに邪魔されてしまった。
「誰だ!?」
「へっへ・・・そのアマにやられたまま黙ってられるかよ!」
澪によって撃墜された闇闘士だが最後の闇闘士以外は完全に倒せていなかったようだ。
「やっちまえ!!」
「うおおおおおおおお!!」
闇闘士の合図とともに4人同時に大河に襲い掛かる。
4人同時に相手をする大河はますますダメージを負うが懸命に反撃する。
すると
「廬山昇龍覇!!」
天に昇る龍のような一撃が闇闘士を一掃した。その一撃を繰りだした者を見ると・・・
「あんたは?」
「先程はどうも・・・」
編み笠を被った男・竜崎疾風が大河の元へ駆けつけた。
「あんた一体?」
「老師の指示で訪れました・・・」
「・・・老師?・・・老師って誰だ?」
老師という言葉に身に覚えのない大河。
すると疾風はもっともよく知る人物の名を上げようとすると・・・
「う!」
再び蓄積されたダメージが爆発した大河が倒れると疾風が受け止める。
「大河!・・・どうする・・・」
そうこうしている間に無情にも4回戦の合図を告げられてしまう。しかし今大河と澪を医務室に連れて行かないと危ない。
だが4回戦開始に遅れてしまえば黄金のJr.
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