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麦わら海賊団を支えた神(仮)
会合
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「ん?」

「もしだ、もしもの話だが…ロジャーに息子が存在したとしたら、てめぇはどうする。」

白ひげの質問にルミスは目を見開いた。

「(息子がいる??そんなはずはねぇ??
あいつは一度もそんな事は言わなかった…。
そうだ、もしもの話だ!
ロジャーに息子か…。
そうだなぁ、居たとすれば俺は…)」

「俺は…そいつのために全てを捨てて、どんな夢も叶えてやろうとするだろうな…そう、全てを懸けて…。」

ルミスは女性ならば…いや、男性でも見惚れてしまうほどの優しげな顔で、強く意思の篭った口調で言い遂げた。

「そうか…。」

「(自分の全て、か…。
やはりルミスには言えねぇェなぁァ。
てめぇは1人の人間のために終わるような奴じゃァねぇ!)」

「なぁニューゲート、久々に一緒に飲まねぇか?
思い出話にでも花を咲かそうや。」

それから夜になる頃まで2人の笑い声は静かな海の上にひっそりと佇む船の上から終始絶えることはなかった。








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