第九章
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を投げるとまた翼になり彼の背に着いた。本郷はそれを身に着けるとすぐに羽ばたきだした。二人はその翼を使って羽ばたきナイトゴーントに向かうのだった。
本郷は右から向かう。しかし役の動きはたどたどしい。それがどうしてなのか本郷にはわかっていた。相手の姿が見えないからだ。
「見えないんですね」
「残念だがな」
「じゃあどうします?」
「それでも方法がある」
また言いながら懐から札を出す。今度は青い札だった。札はまた投げられそれは無数の青い羽根になった。それを周りに漂わせるのだった。
「まずはそれで覆ってですね」
「これで護りはいい」
彼は護りを確かにしたのだと言った。
「これでな」
「言っている側から来ましたよ」
姿が見えている本郷が彼に告げた。
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