勝手にしやがれ!
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・とりあえずグレイの所に連れてけって言われて・・・」
「よくこの場所が解ったな・・・村の資材置き場だと聞いたぞ」
「オイラが空から探したんだよ。縛られたまま」
2人は慌てたような声でそう言う。
そしてエルザがすくっと立ち上がった。
「つまりナツはこの場所が解らなくてフラフラしてる訳だな」
「ならやるべき事は1つ。ナツとルーを連れ戻しに行きましょう」
「あぁ。グレイ、ナツとルーを探しに行くぞ。見つけ次第ギルドに戻る」
その2人の言葉にグレイは目を見開いた。
「な、何言ってんだエルザ、ティア・・・事情を聞いたなら、今この島で何が起こってるか知ってんだろ」
それに対し、2人は冷たく言い放つ。
「それが何か?」
「今重要なのはそれじゃないわ」
ルーシィがふるふると首を横に振る。
「何を言っても無駄だ」と言いたいのだろう。
先ほど説得して、2人とも同じような答えを出したのだから。
グレイは言葉を失った。
所変わって、ここは月の遺跡の前。
「ナツ〜、ナツ〜、起きてー!」
「んあ・・・いっけね・・・せっかくいい事思いついたのに、寝過ぎちまった」
そこにはエルザ達が探している2人・・・ナツとルーがいた。
2人は立ち上がり、遺跡を見上げる。
「さーて・・・始めっか」
「張り切っていくよ」
「私達はギルドの掟を破った者を連れ戻しに来た」
「残るはナツとルーの2人。それ以外の事には一切の興味が無いわ」
「この島の人達の姿を見たんじゃねぇのかよ」
「見たさ」
「それを放っておけというのか!?」
「掟を破った裏切り者にそんな事を言う権利はないと思うけど」
グレイは2人を説得しようとするが、2人ともそれを認めない。
「依頼書は各ギルドに発行されている。正式に受理されたギルドの魔導士に任せるのが筋ではないのか」
それを聞いたグレイは、一呼吸おいて言い放つ。
「見損なったぞ・・・エルザ、ティア」
「何だと?」
「何ですって?」
吐き捨てる様な言葉にエルザとティアの眉がピクッと動く。
「グレイ!エルザ様とティア様に向かってなんて事を!」
「様・・・!?」
こっちは漫才のような会話をしている。
「お前までギルドの掟を破るつもりか」
「素直に帰るのなら半殺しだけは止めてあげようと思っていたのだけれどね」
エルザは剣を構え、ティアは魔法鞭を先ほどルーシィに向けたのと同じ形態にして構え、剣をグレイに向け、鞭を撓らせた。
「ただでは済まさんぞ」
「そう言うのなら手は抜かないわ。死んだら己の身を恨みな
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