第二十九話 戦慄!力対ユウ
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守るためなら私のお腹踏んづけてっていいのか?ってことです!ほれ!!」
楓のお腹にくっきり残ったノアの足跡。
「え・・あ!・・その・・・ん?」
ノアは楓の腕のダグコマンダーに注目した。
「お前・・・そのブレスなんだ?」
「え?・・・これは」
変身ブレスですなんて言えない楓だが。
「言えねえ訳でもあんのか?」
「いや〜そういう訳じゃ」
「んじゃ!勝負で決めようぜ!!」
「へ?」
楓が素っ頓狂な声を上げるとノアの姿が変わった。
「よし!!」
(・・・巨大化した・・・私より大きい・・・)
デフォルトの身長が自分より大きくなった(特に胸囲)ノアに無闇にお嬢ちゃんと言えない。
「あたいと勝負だ!!」
(言い回しは一緒なんだ)
ノアが構えると楓も構えた。
(・・・いい構え・・・身体にあってる)
楓の第一印象はノアは層等の使い手だった。
「はあ!!」
「く!!」
ノアの拳を受け流す楓は咄嗟に足払いするがノアは片手でバウンドし楓を強襲した。咄嗟に受け止める楓は膝をつくと弾みを利用しステップした。
「さすが・・・危なかったな」
「うおりゃああああああああ!!」
楓とノアの拳が交差する。互角の攻防だった。すると楓が上を取った。
「旋風!!」
「ぐ!あああ!!」
風を纏った楓の拳がノアのガードを突き破った。楓が着地したその時。
「うおおおお!!シューティングコメット!!」
「ぐあああああああああああ!!」
ノアの一撃が楓を吹き飛ばした。
「ぐ・・・はぁぁぁぁ・・・」
楓からミッド、ベルカ両式の魔方陣が生成された。
「なに?・・・魔導騎士か?」
楓の姿にノアは・・・
「おもしれええええ!!」
己の最大の技で迎え撃った。楓の身体から魔力が暴走し始めている。
(・・・なんなんだ?こいつの魔力・・・まるであたいらにとっての100がこいつにとっては1みたいな・・・)
「真っ向勝負!乗るか乗らないか!?」
「いいぜ!!」
「シューティングブレイカー!!」
「奥義!残空六歌仙!!」
二人の一撃必殺がぶつかり合い。凄まじい爆発が起こった。
「「はぁ・・はぁ・・・」」
爆風が収まると二人は寝転がっていた。
「おめえ・・・けっこうやるじゃねえか・・・」
「あなたもね・・・」
お互いの健闘を称えあう楓とノアだが・・・
「これで一人」
「「?」」
二人が振り向くとライゴウの姿があった。
「誰だ!?」
「ナスカ・・・」
ライゴウはノアを見下ろした。
「ふん・・・貴様はこの世界の魔
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