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中二病が主人公になったら?
第4話
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何故、練習場所を公園に移したかというと、それは『とあるフラグを回収するため』である。
どうやら、フラグを回収する時間が来たようだ。

「弱えよ。ちゃんと謝れよ。」
「謝れっつうの!」
「・・・ごめんなさい。ごめんなさい。ごめん・・・なさい。」

公園の木陰でにて、日向ヒナタがモブ少年3人に土下座していた。

"おお?やってるなぁ。さあて、止めに入るかぁ〜"

「おい、やめろよ。」
「「「あん?」」」

ナルトが声をかけると、少年3人は訝しげな顔を向けてきた。

「何だオマエ?」
「おい、コイツ、アレだよ。
馬鹿なイタズラばっかやって、嫌われてるアレじゃん。」
「ああ、アレかぁ!」
「アレねぇww」

そう言うとモブ3人は嘲笑う。
ちなみに、ナルトは一度もイタズラをやっていない。
やったことと言えばせいぜい、石を投げつけてきたヤツのケツにネギをブッ刺しただけである。

「そもそも、イタズラやったことねぇし、オレは『オマエ』なんかじゃねぇ!
オレは『うずまきナルト』!いずれ火影になるってばよ!覚えとけ!」

とりあえずナルトは、原作通りのセリフを吐いてみた。

「「「火影ぇ?」」」

そう言うとモブ共は再び嘲笑し出した。

「バカじゃねぇの?w」
「何抜かしてんだよww」
「頭わりぃガキだなwww」

ナルトはちょっと腹が立ったが、頭脳は大人なので黙って我慢する。

「オメェみてぇなガキが成れる訳ねぇじゃん!」

そう言うとモブの内の1人が殴ってきた。
本来なら屁でもないパンチだが、あえて殴り倒される演技をする。
そして、フラフラとちょっと苦しそうに立ち上がる演技をし、

「ふぅん。」

と某社長っぽく言って、あえて余裕そうにして見せる。

「やるかぁ?」
「・・・後悔すんなよ?オメェら。」

そう言うと指を十字に交差させた印を結ぶ。

「「「まさか、その印は・・・!?」」」
「影分身の術!」

そう叫ぶともう1人のナルトが隣に出現し、

「変化!」

と分身ナルトが叫ぶと、グラサンをかけた長身の男に変化した。

「「「なにぃ!?」」」

とモブ共が叫ぶ。

「磯○!デュエル開始の宣言をしろ!」
「デュエル開始!」

それを聞いた瞬間、本体は目の前にいるモブの1人にラリアットを食らわせて地面に倒した。
そして、そのモブに圧し掛かり、

「右A!「グワッ!」左A!「グエッ!」」

と殴りかかったが、残りの2人に引き剥がされ、モブ共にタコ殴りにされる。
ナルトは某社長のパロディーネタ(?)が少し出来て満足していたので、モブ共の気が済むまであえて反撃せず黙って殴られ続けることにした。
チラッとヒナタの方を見
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