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マジカル☆ウィッチルフェイちゃん! 
マジカル☆ウィッチルフェイちゃん、等価交換を無視する!
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金は持ってないので。あ、これも買取できますか?」

私は金のインゴットを取り出して渡します。元石コロですが、問題有りません。

「金ね……なら、これぐらいかしら」

「では、それで。薬に必要な素材は……」

メリエッタさんに必要な素材を伝えて、いっぱい購入します。それから、錬金釜で調合します。

「アンタ、魔女っていうより錬金術師じゃない?」

「何を言っているのですが、ベルちゃん。魔女は釜の前でぐつぐつ煮るのは基本ですよ」

「いや、それってかなり古いからね! あと、しかも特殊な連中だし! むしろ、そっちが錬金術師と別れた連中だよ!」

「では、両方魔女です。何も問題無いですね」

数日かけてエリキシル剤を作成しました。体力魔力共に回復・極。効果遮断に戦闘不能も回復・強。更に再生回復・強。病に効くまで追加出来ました。

「アンタ、どうやったらそんなのできるのよ!」

「何って、魔力でゴリ押しして賢者の石替わりにしただけですよ。肉体再生すら可能です」

「アンタ、真理の扉を見た?」

「あんなの、自分を錬成して、通行料を寄越せと言ってくるのをねじふせて押し通れば簡単です。なぜわざわざ通行料を支払う必要があるのですか。真理なんて、世界の法則なんて我が前にひれ伏させる。それこそが魔女ですよ、ベルちゃん」

「いや、そんなのはアンタと大婆様だけだからね! 目指してるけどさ!」

「通行料を踏み倒すとか、悪魔より悪魔にゃ」

「にゃあ」

猫とベルちゃんを放置して、メリエッタさんに納品しに行きました。すると、無茶苦茶驚いていましたが、薄めて使えばひと瓶で十分に効果を得られると、喜んでいたので問題無いでしょう。私がアトリエに戻ると、アーシャさんとニオさんが帰っていました。

「ルフェイさん、お帰りなさい」

「お帰り、ルフェイちゃん」

「ただいまです。さあ、アーシャさん。さっさと弍番館に案内してください。私の理想郷に」

「えっと、流石に休憩させて欲しいな……なんて〜」

「問題有りません。このエリキシル剤を飲んで強行軍を行えば直ぐです」

「いや、えっと、勿体無い……というか、失われた神々の霊薬ですよね!」

「そうともいいます。ほら、行きますよ」

「アーシャ、アタシはニオとゆっくり向かうから頑張ってねー」

「ベルちゃぁぁぁん、助け……」

私はアーシャさんを掴んで、白嬢(ヴァイスフローレン)に乗って、空へと飛び出しました。

「ひゃあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」

空中でアーシャさんを後ろに乗せたあと、断鎖術式ティマイオス・クリティアスの時空間歪曲機構を使って超特急で向かいました。30分で到着しましたが、アーシャさんはヘロヘ
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