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ヘタリア大帝国
TURN93 怪獣軍団その七
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「ああ、大丈夫かい?」
「怪我はしていません」
 それは大丈夫だというのだ。
「食欲もあります」
「そうか、それは何よりだ」
「ですがいつもびくびくとしていまして」
「怯えているか」
「我々が幾ら身の安全を保障しましても」
 それでもだというのだ。
「中々信じようとしません」
「過去に何かあった様だな」
「その様ですね。エイリスの南アフリカ統治は最近までかなり酷かったそうですし」
「ああ、そうだよ」
 ビルメが出て来て話してきた。
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