転生!?
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転生!?
レイ「あ〜暇、超暇、暇が売れたら一稼ぎできる自信があるね」
ユリ「本当ね…」
俺の名前は九重 零(くのう れい)、隣にいるのは十六夜 友梨(いざよい ゆり)俺の彼女だ
俺たちは今、川沿いの土手で寝転がっている。
ユリ「急に説明何か始めてどうしたの?」
レイ「何となくだよ。それにしても暇だな〜。急に異世界に召喚でもされないかな〜」
ユリ「そんなことあるわけないでしょ?」
レイ「だよな〜。あ〜あ、何か面白いことないかな?」
その時、まるで俺の願いに叶えるかのように足元に魔方陣が現れた。そして俺たちはその魔方陣から出る光に包まれ
レイ「これはこれは…」
ユリ「面白いね」
俺たちはその言葉を最後にこの世界から消えた
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
光が消えると俺たちは辺り一面真っ白な場所にいた
レイ「あら?光が消えるとローブを着た人に囲まれてると思ったんだけど…」
ユリ「不思議なこともあるわね」
???「すいませ〜ん」
ん?何か声が聞こえたぞ?
前を見ると何か金髪のイケメンがいた
レイ「何か用か?」
???「いえいえ、実はあなた方に創作の世界に旅立てる権利が与えられたんですよ。で、よろしければ行かれてはどうかなと。ちなみに一度行くともう戻ってくることはできません。あなた方の力ならどこの世界に行かれても大丈夫だと思いますよ」
◆◇◆◇説明◆◇◆◇
さて、さっきの言葉で気になったことがある人がいると思う。それは恐らく『なぜ普通の世界であるはずの地球のしかも平和な日本で暮らしているのに、死亡フラグ乱立の可能性がある創作の世界で生きていけるのか』ということだと思う。その理由は簡単だ。俺たちは前世の記憶と前世での力を持っている。しかもその前世が異常だ。俺は遠く離れた世界で『覇王』、『武術を極めし者』と呼ばれた存在だ。その理由は、俺は前世で、弓術、剣術、拳術、投剣、槍術、斧を使った戦闘、ハンマーを使った戦闘、鎖鎌などありとあらゆる戦い方を世界最強と呼ばれるまで極めた。そして俺はその世界で邪神と呼ばれていた存在をたった一人で全て倒した。ユリは俺とは別の世界で『冥界女王』、『終焉の魔女』と呼ばれ、禁呪を含めた全ての魔術を使いこなし、魔術師であるにも関わらず、味方をつけずに魔王と呼ばれていた存在を何もさせずに消し飛ばした。さて、この力を受け継いでいたなら、現代日本でどうなるか。そう、とてつもなく面白くないのである。まあ、それはおいといて、このような力があるからどんな世界に行っても大丈夫なんだ
◆◇◆◇説明終了◆◇◆◇
さて、目の前の男性の言葉に対する俺たちの答えはこうだ
レイ「ハッ、そんな面白そうなこと、断るわけねーだろ!」
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