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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
結婚式
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うにか会場入り口へと到着した。

「ゼェゼェ…漸く…着いた…」
「み、短いのに長い道のりでしたね…」
「ではいくぞ!」
「はい!!」

千冬が扉に手を掛けて開けた!!



「ククク、わざわざこの時の為に練習してきた技が役立つ時が来たか。見せてやろう、俺の究極演芸技………『覇羅雄努璃(はらおどり)』をッ!!!」
「「「いいぞ樹炎さ〜ん!やれやれ〜!!」」」
「もう披露宴じゃなくてもう宴会だな…」

一方一夏はというと、既に結婚式を終えて既に披露宴へといこうしていた。ステージの上では樹炎が腹踊りを披露していた。それに触発されたのが次々と男性女性職員が余興へと参加していく。余りにも混沌(カオス)な披露宴の様子に呆れながらも一夏は嬉しく思っていた。これだけ騒がしくても皆は自分と愛する姉との結婚を祝福してくれている。それがとても嬉しかった。隣には樹炎の腹踊りに手を叩きながら笑っている新妻の優奈。一夏は優奈の笑顔を見ながらワインを口へとはこぶ。

「ふぅ…美味い」

一夏はそっとテーブルの上と置かれた優奈の手に左手を重ねた。一夏の左手には輝く指輪があった。

「優奈姉改めて優奈」
「なぁに貴方?」

こちらを向き直る優奈の唇に一夏は触れるだけのキスをした。

「これからも宜しく」
「こちらこそ宜しくね旦那様!」
「はいはい皆様ご注目〜!」
「いっくんも奥様もご注目〜!」

そんな中、ステージの上に明久と束が上がった。束は珍しくきちんとした正装をしていた。流石に結婚式に何時もの格好で出るのは遠慮したようだ。

「先程の余興、皆楽しんでくれたかな〜?」
「「「「「楽しんだとも〜!!」」」」」
「俺と優奈よりも皆の方が楽しんでるじゃねぇか」
「まぁ基本、うち(IGO)って自由だし」

「それでは今回のメインディッシュだ!!」
「ではどうぞ〜!!」

明久と束が合図をすると、奥から巨大なピンボールの台が運び込まれてきた。大きさからして高さ7m、横幅9m程だろうか。

「この巨大ピンボールを新しく夫婦となった二人にやってもらおうと思いま〜す!!」
「おっ!俺達参加型か!!」
「やろうやろう!」

一夏は優奈の手を取ってピンボール台に駆け寄ってコントロールボタンに手を掛けた

「「それではスタート!!」」

ボールが大きく弾かれて一夏と優奈は上手にバーを操作してボールを弾いて色んなものへとぶつけていくが

「「「ギャァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」」
「なんか声聞こえね?」
「あっ、入ってるのってち〜ちゃんと箒ちゃんだった」

そう実はこの襲撃は最初から予想されていたので、明久考案のグルメ時代用の特殊訓練用遊園地が会場で、一夏達
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