第2章
戦闘校舎のフェニックス
第44話 修行始めました!
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スン1」
最初は木場との剣術修行であった。
「はあぁぁぁぁぁッ!!!!!!」
俺は木場に闇雲に木刀を振るがあっさり防がれてしまう。
「そうじゃない。剣の動きだけじゃなく、相手と周囲も見るんだ」
ガッ。
木場に木刀を叩き落とされてしまった。
「…さすが騎士(ナイト)…」
「ほら、油断しない」
その後も結局、木場に一太刀も浴びせられなかった。
「レッスン2」
次は朱乃さんとの魔力修行であった。
ちなみにこの修行はアーシアもやっている。
「魔力は体全体を覆うオーラから流れるように集めるのです」
「ぐぬぬぬぬぬッ!!」
「出来ました!!」
「えッ!?」
アーシアの方を見ると、手に緑色の魔力の塊が出来上がっていた。
「あらあら、やっぱりアーシアちゃんは魔力の才能があるのかもしれませんね」
ちなみに、俺は魔力の塊は米粒程度の大きさしか作れなかった。
「魔力の源流はイメージ。とにかく頭に浮かんだ物を具現化する事が大事なんです」
頭に浮かんだ物かあ。
「レッスン3」
今度は小猫ちゃんとの組み手だ。
ドゴォォォォォン。
「グアッ!?」
俺は小猫ちゃんに盛大にぶっ飛ばされた。
「…弱ッ…」
さらに毒舌のおまけ付きである。
「…打撃は体の中心線を狙って的確かつ抉り込む様に打つんです」
「グウゥ…まだまだぁぁぁッ!!!!」
「…えい」
俺は小猫ちゃんに突っ込むが、盛大に投げ飛ばされた。
「木場にも小猫ちゃんにも全然敵わねえ。魔力もアーシア以下、俺良いとこ無しじゃん」
「…それぞれ特性がありますから」
「特性?俺の特性ってなんだと思う?」
俺は小猫ちゃんに聞いた。
「…エッチなところ」
「…だはぁぁぁ…」
「…それともう一つ」
「?」
「…頑張りやさんなところです」
「そ、そうか、俺頑張るよ!!小猫ちゃん!!」
「…はい」
小猫ちゃんが微笑んでくれた。
「ウオォォォォォッ!!!!!!!!」
俺は立ち上がり、また小猫ちゃんに突っ込んだ。
「…えい」
「グハァァァッ!!!!」
そして、盛大に殴り飛ばされた。
「レッスン4」
部長との修行なんだが、正直死ぬ。
「ほら、気張るのよ」
「…オ…オ…ッス…」
今俺は、背中に巨大な岩を縄で巻き付けた状態で山道を何十往復をしていた。
「じゃあ、次はこの状態で腕立て伏せよ」
「やっぱ、部長は鬼ッス!!」
「悪魔よ」
悪魔じゃなかったら、正直本当に死んでいたよ。
「レッスン5」
明日夏との修行なのだが一体何をやるんだ?
「じゃあ、イッセー」
「お、おう」
「俺の攻撃を避けろ。それが俺との修行だ」
そう言うと、明日夏は木刀を構えた。
「え、ちょ、待っ…」
「いくぞ!!」
明日夏が一気に突っ込ん
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