16北欧での敵陣営
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る。
【離脱】
離脱すると、寝ているフランを抱き上げる。
「エセルドレーダ、行くぞ」
「はい、マスター」
お風呂へと移動して、フランの身体を起こしてやる。起きたフランと口づけを交わしながら、その幼い身体を手でちゃんと洗ってやる。俺の身体はエセルドレーダが手などを使ってちゃんと洗ってくれる。その後、フランとエセルドレーダを抱きしめながら湯船に浸かる。
「ふぅ」
「んっ、気持ち良い」
「マスター……んっ」
身体を預けてキスをしてくるエセルドレーダを受け入れつつ、2人の身体をマッサージする。フランもキスを強請ってくるのでしてあげると喜ぶ。本当に幸せなひと時だ。それにしばらくすると大人の身体になり、成長し続けているレインとリーナ、メイが入って来る。3人の裸体を鑑賞したりもするが、別に少し恥ずかしがる程度だ。この時代、PMCなどの軍隊に所属していると、男女別の風呂なんて贅沢だ。なので、男女共に中に入りシャワーを浴びるなどは普通だ。だが、まあ……出来れば独占したいので他の男に見られないようにするが。
取りあえず、皆でお風呂を堪能した後、一緒に母さんが作った食事を食べて俺は出かける。お供はエセルドレーダだ。基地外に出るので危険が伴われる。その為の護衛だ。他の子達はついでなので軍事訓練を受けている。
「マスターとお出かけ、マスターとお出かけ♪」
そして、エセルドレーダは尻尾をぶんぶん振って大喜びだ。まあ、デートみたいな物なので、問題無い。むしろ、腕を組んで身体を預けてくるエセルドレーダの可愛さに直ぐにでも襲いたくなるが、我慢してデートする。
市場や繁華街を歩いて、怪しいところがないか調べていく。そして、だんだんとスラムへと近づいて行く。俺は普通の服だが、ゴスロリを着ているエセルドレーダが居る為、スラムでは非常に目立つ。そして、そうなるとゴロツキ共が絡んでくるのは当然だ。
「おい、身ぐるみと女を置いていけ」
「へっへへ、久しぶりの女……」
銃を構えた男とナイフを構えた男にエセルドレーダが瞬時に接近して殴る。それだけで男達は吹っ飛んでいく。
「殺してないよな?」
「……あっ、1人は死んでいますが、もう1人は大丈夫です」
1人は首が変な方向に曲がっているが、もう1人はなんとか生きていた。このまま放置すれば死ぬだろうが。
「おい、死にたくなければ元締めのところに案内しろ」
「こくこく!」
それから、繋がりをたどって行き、元締めの場所に来たのだが、大量のゴロツキ共に囲まれる。そいつらは武器を持って威圧してくるが……大した問題じゃない。
「エセルドレーダ、元締めと幹部っぽい奴以外はいらない。殺せ」
「イエス、マイマ
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