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魔法少女リリカルなのはSCARLET 〜紅い狼の伝説〜
第4話 父親がそうなら、母親も・・・ねえ?
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での発言を全部撤回する!
コイツに頭なんて下げるべきじゃなかった!
てか、見てんのか!?見てんのか!?クソッ、どこから見てやがる!
『じょ、冗談じゃよ冗談。お主もいちいち本気にするでない!』
「煽ってんのはそっちだろうが!」
『じゃからそれにお主もいちいち反応するでないと・・・・・・スマン、そんなことを言っとる場合ではなかったわい』
いきなり調子に乗ったと思ったら、今度は急に冷静になりやがった。
「何だ?悪いけど、俺は転生したこの世界で強く生きていくって決めたんだ。もうこれ以上おr『そう決心したところ悪いのじゃが、お主はこのままでは日常はおろか、まともに生きることすらできんぞ?』・・・何?」
まともに生きることができないって・・・んな馬鹿な。
「おい、じいさん。どういうことだよ?」
「・・・はぁ〜やっと聞く気になったか。いいか?よ〜く聞いておくんじゃぞ?」
そう言ってじいさんは電話越しに一呼吸置いて話し始めた。
「何だよ?勿体ぶらずに早く教えてくれよ」
『・・・・・・本当ならお主が転生してすぐに伝えておくべきじゃったんじゃがな・・・・・・・・・・・・・・・『ビースト』が、お主の世界に侵入しておる』
・・・は?ビースト?なんだそれ・・・・・・って!
「・・・・・・ッ!!!」
じいさんの言葉の意味を考えたその瞬間、俺の頭の中に『ナニか』が流れ込んできた。
いや、俺の頭の中に隠れていた『ナニか』が頭中に一気に溢れ出した。
「これは・・・何だ?・・・俺の・・・・・・・・・」
頭の中に流れてきたそれは、断片的な、映像だった。
?
「離せ・・・・・・・・・■■■を、■■■を離せぇッ!」
「はっ、貴様は何を言っているんだ?裏切り者、そしてその仲間を抹殺するのは当然のこと、だろう?」
「この・・・・・・クソビーストがぁああああああああああああああ!!」
「フン、貴様もその『ビースト』だろうが・・・・・・いや、違うな。貴様はビーストでありながら人間如きのために力を使った『劣悪品』、貴様はビースト以下だよ『スカーレット・ウルフ』」
「う、ウァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
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