第九話 カイザーナックル争奪!トーナメント開催
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
の闇闘士と対峙する岩鉄。その闇闘士は先程岩鉄とやりあった闇闘士だった。
「ほぉ・・・おめえ見てえなぁチビが海闘士か」
「ほざけ・・・俺はな」
ゴングが鳴ると闇闘士が襲い掛かるが岩鉄の拳に沈められてしまった。
「その耳かっぽじいてようっく聞きやがれ!俺の名は岩鉄!黄金のJr.の切り込み隊長だ!!さっさとかかっていやがれ!!」
その言葉に控えている闇闘士たちは次々と岩鉄に襲い掛かるのだった。
そして
凄まじい衝撃と共に大河と男の拳がぶつかり合う。
「やるな・・・お前」
「あなたこそ」
大河と男はお互いの力を認め合うが時間がない事に大河は左拳を構えた。
「悪いが・・・俺には時間がねぇ!決めさせてもらうぜ!!」
大河のブーメランフックが男に向かって飛ぼうとした瞬間。
会場の外まで溢れてきた観客の歓声がそれを遮った。
それと同時に男も拳を納めた。
「そろそろだな」
「え?」
「どういう事?」
男に連れられ大河と澪は試合会場の観客席に向かった。
そこには一人戦う岩鉄の姿があった。相手は5メートルはありそうな巨漢の闇闘士だ。
「へへ!4人倒したのは褒めてやるぜ!だが所詮テメエ見てえなチビに勝てるわけねえだろう」
「ぐあ!」
闇闘士にやられたのか顔面が腫れあがっている岩鉄。
「鉄!・・・どうして」
「彼は君の・・・真友の為に戦っている」
「え?」
「あなたは自分だけが傷つけばいいと思っていませんか?」
「それは・・・」
「あなたに今必要なのは・・・真友に頼る勇気を持ち共に戦うことです・・・あなたの師高嶺竜児がそうしたように・・・少なくとも今の岩鉄はそうです・・・」
岩鉄の姿を見てそう思う大河。
確かに岩鉄は大河の為に戦っている。そうでなければあそこまで傷ついても立ち上がるようなことはしない。
「鉄!」
会場からリングサイドまで跳躍する大河。
それを見て澪も飽きれながら後を追いかける。
やれやれと言った表情で男もそれを見つめる。
「はぁ・・・はぁ・・・」
岩鉄が息を切らせながら立っていると大河と澪が駆けつけた。
「鉄!」
「虎・・・」
「鉄・・・俺・・・悪かった・・・一緒に戦ってくれ!」
その言葉を聞いてボロボロの岩鉄は元気を取り戻し立ち上がった。
「鉄?」
「おめえの言葉が・・・元気をくれたよ」
「ごちゃごちゃうるせえ!!」
巨漢の闇闘士が岩鉄に向かってきた瞬間。岩鉄は天高く跳躍した。
「出た!!」
大河が見上げるとそのフィニッシュブローを放った。
「ハリケーン!ボルト!!」
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ