第九話 カイザーナックル争奪!トーナメント開催
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士の顔面に炸裂し最後の闇闘士をも倒してしまった。
そして同時に消滅する闇闘士たち。大河の行動に澪は感づいた。
「あんた・・・まさか・・・」
「・・・ああ・・・この試合・・・完全勝利しかねぇ・・・どの道・・・あちらさんはそれ以外は認めてくれそうにねぇしな」
『完全勝利』という言葉を聞き岩鉄が立ち上がった。
「おめえ!それを一人でやる気かよ!」
「鉄・・・おめえには迷惑はかけられねえ・・・個人的な事だ」
その言葉を聞いた瞬間。黄金のJr.サイドに凄まじい闇闘士以外の小宇宙を感じ取った。
大河達が振り返ると緑の装束姿に深い編笠を被った男の姿が・・・
「誰だ?・・・あんた・・・」
「大河・・・それではダメだ・・・」
「え?」
大河が疑問に思うと男は突然澪の元へ駆けた。
「へ?」
一瞬のうちに澪を担いで観客席を跳躍する男。それを見て追いかける大河。
「鉄!次までには必ず戻る!」
「お!おい!虎!」
大河の背を見送りながら岩鉄がアタフタすると闇闘士の一人と思われる人物が現れた。
「何だ?奴は逃げたのか?・・・ふん!雑兵くらい倒した程度でいい気になるとは・・・」
「け!ほざけ!次の相手くらい俺だけで充分なんだよ!」
闇闘士の男を睨みつける岩鉄。
会場の外の人気の無い場所まで出た大河。
すると待っていたかのように男と何の危害も加えられていない澪の姿があった。
「ミヨ!」
「虎!」
大河の元へ駆けよる澪。
すると男は礼をした。
「無礼はお詫びする・・・」
「なに!?」
「あなたの戦いを見て感じました・・・今のままじゃ勝てない」
「どういう・・・!?」
大河が疑問を抱くと男は急接近し大河にボディブローを放つが咄嗟に防御する大河。
「お前!何のつもりだ!」
「先日・・・あなたと岩鉄さんの勝負を見ました・・・この高ぶる感情・・・一手お願いできますか?」
「てめえ!俺は次の試合があるんだ!」
「それを邪魔するためにやってもいます・・・それに問題は無いはずですよ?」
男の目論見がわからない大河はただ流されて男の拳に受けて立つのだった。
一方二回戦の試合会場では・・・
「黄金のJr.!選手はまだか?黄金のJr.」
レフリィの言葉に地団太を踏む岩鉄。
「ああ!くそ!虎まだかよ!」
「そうだな・・・黄金のJr.は試合放棄とみなし!しっか「ちょっと待った!」!?」
レフリィの言葉を遮るように鱗衣を纏ってリングに上がる岩鉄。
「俺が出る!」
「は?」
「6人までなら誰が出ても良かったんだよな!」
拳をバチンと合わせながら相手
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