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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第34話 真実
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らこそ扉を開けっ放しにしているのに………」
更にバルトはサーチャーも廊下に展開し様子を観察していた。
「サーチャーも反応はねえ………まさか幽霊とか?ヴィヴィオに話したらテンション上がるんだろうな………」
そんな事を思いながら小さく笑う。
イライラしていた気分も落ち着いていた。
「ヴィヴィオさまさまだな」
そう呟いて、次の部屋の部屋の前で止まる。
「K室か………結構進んだな………」
振り替えって廊下を見るが当然誰もいない。
「気のせい………なのか?」
サーチャーは廊下に展開したままバルトはK室へと入っていった………
「ぶぅ………」
「ヴィヴィオ不機嫌そうだな………」
「まあバルトさんに何も言われずに置いていかれちゃったのが許せないんだよ」
1人、ベンチにポツンと不機嫌そうに座るヴィヴィオを見ながらそう話すヴィータとフェイト。
時刻は14時を過ぎ、今は1人で居るヴィヴィオ。
「ん?なのはは?」
「飲み物じゃないかな?ほら………」
フェイトが指を指した方向から両手にアイスを持ったなのはがやって来た。
「なるほど、ご機嫌とりのためにアイスを取りに行ったのか………」
「ちゃんと母親してるよねなのは」
そんななのはの様子を見ながらフェイトが呟く。
「ああ。それは間違いないと思うぞ」
「私も。………だけどなのは昨日小さく呟いたんだ。『最後の大きな壁がどうしても突破出来ない』って」
「壁?」
「私にもよく分からない。もしかしたらバルトさんとヴィヴィオちゃんには人には言えない何か秘密があるのかもしれない」
「秘密?でもどんな………?」
「先ず2人の関係性。何で本当の親を差し置いて他人のバルトさんが親しくしているのか?本当の親はどうなっているのか?」
「フェイト………」
「分かってる。本人達の前では絶対に言わないよ。例え血が通って無くたって家族になれる。私はそんな光景を3度見てるしね」
「私の家とハラオウン家と有栖家だな」
ヴィータの答えにフェイトが頷く。
「だから私はなのはに心から上手くいって欲しいの。なのはも本気だったから」
「………まあ自分の親に紹介した時点で誰でもそう思うけどな」
「あはは………」
そんな呟きにフェイトが苦笑いした。
「まあ直球勝負もなのはらしいか」
「そうだね」
そんな長々と話していた2人。
「何してるの〜?おいでよ〜!!」
「早く遊ぼ〜!!」
「呼んでるぜ」
「そうだね、行こっかヴィータ」
「おう!」
そんななのはとヴィヴィオに呼ばれ、ヴィータとフェイトは2人の元へ向かった………
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