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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
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向いた。しばらくして視線が無くなったので話を再開する。
「えっと、私がキレイハナに眠り粉で眠らされていたのは知ってますよね?あのキレイハナさん・・・自我がきちんとあったんです・・・。それで、私が囲まれた時に割って入って来て「私だけでなんとかするからあっちに行って」と私に軽く眠り粉を振り掛けながら周りに強い視線で言ったんです。そして居なくなってから私の頭に軽く手を載せて撫でてくれて、気が付いたら・・・」
「眠り粉の効果で夢の世界。その世界でサーナイトに会ったんだね?」
「はい。なのでもしかしたらあのキレイハナさんは、サーナイトさんの変身なんじゃないかって。あの時はモルクさんとレイエルさんを助けることで必死だったのですっかり忘れてましたけど・・・」
「うーんー・・・っと考えると、そのキレイハナか、サーナイトにも接触した方がいいかもね。でも、場所が分からないから探しようが無いのが現状だけど・・・」
「そこなんですよね・・・。また戻るのはちょっと気が引けると言うか、怖いと言うか・・・」
「・・・だ、大丈夫だよ。何か無いようにちゃんと守ってあげる、から・・・///」
「えっ、最後なんて言いました?」
徐々に小さくなる声に、最後は口が動いてるだけの言葉となった。真横に居ても全く聞き取れず、結局アーシアが聞き取れたのは「大丈夫だよ。何か無いようにちゃ・・・」までである。その先がとてもアーシアは気になっていたが、なんとなく聞かないことにして話を戻す。
「えっと・・・なので、あそこのダンジョンを探すのは・・・。それと、もしかしてなんですが・・・また、会えるんじゃないかって私は思うのです。それとも、夢の中で現れてくれたりとか」
「そうだと良いね。それだったら会いに行く必要もないし。あと、ずっと気になってたんだけど・・・なんで技をポンポンと覚えられるの? "電光石火"や"体当たり"と"アイアンテール"ならまだ分かるけど"守る"なんて技マシン使うか、あとは歳を取るって言い方もおかしいけど・・・成長の過程で増えていくのが普通のはずなんだよ。だけどアーシアはそんな事に縛られてない・・・本当不思議だよ。どうして?」
「ど、どうしてと言われましても・・・。ただ、護りたい・傷つけたく無いという気持ちが強ければ強いほど、力が出るのだと思います。一言で言うと言霊ですね」
言霊・・・言葉に宿ると言われている霊的な力のこと。例えばこんなことが無いだろうか?
応援や声援でいつも以上の力が出せたり、逆に悪口を言われたり、気にしてることを言われていつも以上の力が出せなかったり・・・言った言葉によってメンタルに影響すると言われているのが、言霊ということである。アーシアはそれをバネにして技を覚え、使ったと言いたいのである。
「そっ、かぁー・・・言葉の力は確かにあるね。火事場の
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