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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
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るともレイエルは付け足しした。
「ところでさ、レイエル?何でそこまで知ってるの? それも知り合いからの情報?」
「そうよ。ちょっと面倒くさい人だけど・・・まぁ、いい子なのはいい子なのよ、うん。ちょっとおっちょこちょい過ぎるだけ・・・たぶん」
「たっ、たぶんって・・・別にどうでも良いけど。っで、病院どこ?いつの間にかに外に出たけど」
「目の前、さっきも言ったように五つの練になってるのよ。 エントランスは目の前だから、さっさとフロントでライトの場所を聞いて、さっと私たちの世界とアーシアちゃんの事を聞いちゃいましょ」 
「はい・・・行きましょう」
 胸の前に右手を添えながら「これで、やっと・・・分かる。私がここに来た詳しい理由と記憶がない事、私の他に居る方々の事が・・・」っと心の中で思う。やっと・・・っと言ってもあまり時間は経っていないが、モルクの家で目覚めてからずーっと考えていたものだから、もう考える必要が一応解放されたから、やっと、っと言った理由。最初に目覚めた時はいきなり海岸で倒れてて、どんどん視野が狭まっていく感覚と凍るような寒さに心底怖かった。次に目覚めてからはこれからどうすれば良いのかと悩み、モルクとレイエルが協力してくれるっと言ってくれた直後ははっきり言って怖かった・・・会って始めての人にいきなり一緒に行動しよう等と言い始めるのだから。そして次は、イーブイになってからの初戦・・・逃げてばかりだったけど、サーナイトさんの一言のおかげで技も使えるようになった、不安になってる自分にムチを打つこともできた。そして何よりも嬉しかったのは私と同じ、人間が居たこと・・・でも、記憶の消え方が私と違っ・・・
「アーシアちゃん?いつまで見上げてるのよ? そろそろ行くわよ」
「アーシア早く早くっ!!」
「あっ、はーい!!」
 レイエルとモルクに呼ばれて小走りに病院の中に入ってみると、屋上まで吹き抜けの開放感のあるエントランスに、その吹き抜けのど真ん中に木と囲うように花が植えられ、それを中心に入って左側が待つ為の5人がけのロングチェアーがずらっと、正面に受け付けとちょっとした売店があった。だが、そんなことよりも驚いたのは《空中に透けて浮いている病院案内図》っで、それをなんのためらいも無く操作して、身体が小さい種族が近づいたら案内図がその種族に合うように高さを自動調整したことも驚きだった。だが車椅子を乗った人に限っては、そのウィンドウが目の前に浮いている状態ではなく、車椅子を乗っている人の手の中に収まったことの方がもっとすごい。考えてみれば扉は自分からすると遥かに大きい物だったし、入り口の目の前は段差なしの全部スロープだったし、バリアフリー化に力を入れている事と、緑化にも力を入れている事が分かった。
 そんな事にアーシアと何故かモルクが驚きつつ、レイエル
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