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真・恋姫†無双 リウイ戦記
二話
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していると、リウイは元の場所に戻る事を決めた。
「とりあえず、パイモンと合流するぞ、それとファーミシルス、」
「はい?」
「この世界では翼が生えていると面倒かもしれん、この本に隠す方法が書いてあった、面倒事にならぬ様に羽を見えぬようにしておけ」
「リウイ様の命とあらば仕方がありません、その術を掛けて下さい」
リウイが術を施し、ファーミシルスの羽が消えた。
「動きにくくないか」
「いえ、その様な事はありません」
「ならいい、すまないがしばらく辛抱してくれ」

パイモンの所に戻るとリウイは自身の決意を話し、まずはこのあたりを自分の物にする事を決めた。
パイモンは畏まって跪き、リウイの命に従うと誓った。
「こやつらは黄巾党と名乗る逆賊らしいです」
「では、手始めに黄巾党を倒滅する」
「御意」
「それからパイモン、お前の言っていた本が見つかったぞ」
「本当ですか」
「魔道書の一種だ、読んでみろ」
リウイに書を渡されたパイモンは早速、書に目を通すと落胆した。
「なんと書いてあった」
「この世界の人物や歴史しか書いていません。おそらくこの世界の事でしか書かれない様です」
パイモンの言葉を聞きリウイは本を取り上げ、書を焼いた
「他の手に渡ると、厄介だからな」
「そうですね。もったいないですが全て頭に入りました、もう、処分した方がよろしいかと」
「目的は決まったな、パイモン。この世界での勢力を作る準備をするぞ、お前は漢王朝の要人に賄賂を送り、これから動きやすいようにとりはかれ。ファーミシルス、ペテレーネは俺と共に軍を編成し討伐軍を作れ」
「御意」
「リウイ様に相応しい軍を作って見せましょう」
そして、パイモンは盗賊団を自身の兵力にする為、合成魔法装置を使い、三百人程の合成兵を作り出した。

そして、二日後、ファーミシルスとペテレーネは周囲の賊を吸収していき、それらを合成兵に作り変えた。八千の軍を引きつれ、全ての準備が整え、リウイは軍を編成し、黄巾討伐に乗り出した。


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