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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
結婚式 序章
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「それにしても…まさかこんな所で結婚式をするなんて…」
龍神 一夏 龍神 優奈結婚式会場っとデデンと書かれた看板。
楯無は妹の簪とともに一夏の結婚式場へとやって着ていた。正直簪と楯無は仲が芳しくなかったのだが、些細の事でISでのマジ喧嘩へと発展、一夏の手によって魔改造された打鉄弐式は楯無と互角上に戦い抜き、簪は楯無に勝った筈だったが楯無で止めを刺す寸前で戦いを辞退。理由は意外と簡単だった。
「だって勝ったら生徒会長やらなきゃいけないし。そういう仕事はおねえちゃんが一番似合ってる」
結構ひどい簪であった。生徒会長は学園で一番強いものに与えられる称号、だから楯無に勝ってしまっては自分が生徒会長を継がなければならない。そんな事は嫌だと思って簪は試合から降りた。それで自分がなんといわれようとかまいはしなかった。自分は一夏が仕上げて機体を自分の力で使いこなして姉を倒すまでに至った。その結果だけで簪の胸は満たされていた。
そして今回の結婚式、招待されていたのは簪だけなのだが一夏に喧嘩等を今後売らない条件で参加出来る事で簪が一夏交渉し参加可能となった。もし約束を破ったら簪から大嫌いと言われたので、楯無は約束を破る気などなかった。っというか一夏は結婚したらIS学園を辞めるつもりなので喧嘩の売りようがないのだが。
簪は受付に招待状と名前をいって入る許可を貰ってから式場である協会へ、楯無の服の首根っこを掴んで引っ張っていった。その際に楯無の首が絞まって死に掛けていた事は余談だが。
一夏と優奈が挙げる結婚式場はIGONEO所有のリゾート島。教会から超大型ホテル、ショッピングモールまでなんでもある島で挙げられることになった。
新郎の控え室
「ちょっと緊張してきたな…」
「リラックスして一夏君」
タキシードを着込み、鏡の前で身体を若干強張らせている一夏。そんな一夏をココは肩を叩いて深呼吸をさせる。どうも先程から一夏は落ち着きがなかった。そわそわして部屋の中を歩き回っている。そんな一夏を見てココは苦笑していた、気持ちは解らなくはない。これから人生で一二を争うであろう分岐点を迎えようとしているのだから。しかも一度は諦めた初恋の人が結婚相手なのだ、緊張しない方が可笑しいっというものだろう。
「ココ兄…俺さ、優奈姉を幸せに出来るかな…?」
「心配ないよ自信を持って、一夏君は優奈ちゃんの事を心から愛してるじゃないか」
「そうか、そうだよね。うん俺が優奈姉を愛し続け、優奈姉を支えれてればきっと幸せになれるよね」
「そうだよ、その意気だよ。それじゃ僕はこのぐらいで」
ココは一夏の肩を叩いてから扉を開けて部屋から出て行った、そしてふぅと息をついてから自分の弟代わりが立派になってくれている事を嬉しく思った。
「それにして
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