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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第35箱 「はぁ…なんで体験入部を連続で??」
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グ
部
(
ウチ
)
に決めてくれりゃあ良いんだが。」
2人をマジマジと見てる男は… 先ほどチョコッと紹介した、部長さんだ。
「駄目ですよ、部長さん あいつら アレで生徒会役員ですから」
っといってるのは同じ体験入学者…。
「………?じゃ なんで体験入部に来てんの?」
まったくだと思う。
現に劉一もそう突っ込んでいた。
首謀者は善吉ですっ! 苦笑
「さあ? ああ 片方はつき合わされてるからみたいだけど なんにしたって 俺からみりゃ残念な人材ですよ……。 あのバケモン女の付き人なんてやってなきゃ あの2人…十分天下狙える奴らなのに…仲も良さそうですからね。」
とかなんとか…評価いただいたんだけど…
「だからこーだって…」「どーすんだよ!!」
バンテージ巻きに 悪戦苦闘している善吉と劉一だった。
素直に劉一に任せてたら直ぐに終わったのに、善吉が自分でする〜!なんていうから……。 苦笑
ボクシング。
「めだかちゃんと一応やってたけどね。あれは痛かったな… 二歳児の戦いじゃないよ… ってか、二歳児って格闘技するの?ってかんじだよ…」
はぁ〜〜っと昔を思い出す劉一君。
「っていうか、その凄い二歳児であっためだかちゃんに、勝ってたバケモンは一体何処のどいつだよ……」
善吉が今度はあきれていた…
「あ… まっ まあそうだね!僕もよくわかんないやっ!」
そういえばそうなんだ。劉一は何故だかめだかちゃんに勝っちゃって……、それがめだかちゃんの闘志にさらに火をつけちゃって……。
だから、僕とめだかちゃんは?
「同類か?」
「うう…納得いかないような…」
劉一は、ちょっとず〜んとする…
「めだかちゃんの常識人版?」
「何それ…疑問系になってるし…」
今度は劉一があきれていた。
っとまあ、こんなところで、ボクシング部への体験入部は無事終了。
「はぁ……。 とりあえず終わったね」
部室を出て善吉にそう言う。
ぐっと背筋を伸ばしながら…
「ああ、とりあえずこれで格闘技系は大体コンプリートだと… おっと メモ用紙教室だ。しゃーない、明日また確認すっか。」
鞄をごそごそ探して見つからなかったようだ。
「ん… なーんでまた こんな事してるのかな? 部活なんて入るつもりないんだよね?寧ろそんな時間作れる程余裕があるんなら業務手伝えって感じだよ!」
生徒会の業務は…
ぶっちゃけ大変です…
体が1つである僕は…何かとたえられない
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