TURN92 パルプナ=カラードその一
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った。
「ソビエトと同じく」
「連合はお互いに敵同士だな」
イギリスはこの現実を今言葉に出した。
「完全にな」
「そうですね、我々の敵は枢軸だけではありません」
「ソビエトにドクツにな」
「植民地の独立運動に」
まだあった、今度は。
「貴族達に」
「あの連中も何とかならねえのかな」
「エイリスはどうなるのでしょうか」
イギリス妹も不安を感じずにはいられなかった、長年エイリスの軍師としてこの国を支えてきた彼女であるが。
「正常で機能しているのは軍と市民の方々だけです」
「そうだな」
「はい、本当に」
内外に敵を抱えている、それが今のエイリスだった。
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