二人の魔王
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てなるかボケェ!!」
「うるせぇな。さっきからノリツッコミか多いんだよ」
「…もういいです。先ほどの話を続けてください」
「どこまで話したっけ?えーと」
‘えーとそれから、先に赤ん坊の方を攻略しようとした若者は次の選択肢から行動を選んだ’
〈生かす〉
〈殺す〉
「…これってツッコむべき?」
「後にしろ」
‘簡単に決めることができない若者は天の神に委ねることにしました。どちらにしようかなてんのかみさまのいうとおり。苦渋の決断の末、若者は赤ん坊を生かすことにしました。
一件落着と若者は今度は気絶していた二人の元へと近づきました。
しかし、ここでいきなり仮面の男は拳を振り上げ、若者はボッコボコに殴られましたとさ’
「なるほどな、それで仮面の男はどっちなんだ?」
こっちだと男鹿はこちらを見て微笑むスザクの方を指差した。しかし、古市の目にはそこまで凶暴そうな男には見えなかった。むしろ対極の位置にいると思った。
「話は終わったかな」
自己紹介以降、黙っていたルルーシュが声をかけた。
「ええ、一応終わりました。そこの赤ん坊には質問出来ないので貴方にいくつか質問してもよろしいでしょうか?」
「ああ、古市卿はそこの男鹿という男より話が分かる人のようだ。何せその男は我々が目を覚ますと同時に唐突に襲いかかろうとしたからな。最も、スザクが返り討ちにしたが」
古市は古市卿と呼ばれなんか高貴な人だなー。てか日本語上手だなーとか思っていたが、後半の部分でひどく驚いた。
「??…その話本当ですか?」
「ああ、本当だ」
「ちょ―っと待って下さいね。オイ、男鹿ァァアア!お前の話、嘘が混じってるだろランペルージさんはお前がいきなり襲いかかったと言ってるぞ選択肢はどうした?選択肢はァァアア!!」
古市は唾を飛ばす勢いで男鹿に詰め寄った。
「選択肢あったし。…仕方ねェな、そこら辺も話してやるよ」
‘赤ん坊のことはひとまず置いておき、今度は気絶した二人の対処方を考えました。
〈殴る〉
〈蹴る〉
〈ヨップル〉
丁度二人とも目が覚めたので若者はとびきりの笑顔でヨップルを行いました。
「ヨポロメリパピーーッ!!」
すると仮面の男にボッコボコに殴られましたとさ 完
’
「ヨップルすんじゃねぇぇええー!!お前それ一番ダメな奴だからな。そこは男鹿らしく殴るだろっ!!」
「ヨップルっ!」
「…もういいよ。すみませんランペルージさん男鹿は殴られても仕方のないことをしました」
「いや、構わん。あの類いの男とは出会ったことがなかったから新鮮でなかなか興味深かったよ。それと俺のことはルルーシュでいい」
「僕もスザクでいいよ」
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