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第四十二話 救出と説得
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リーファがキリトの炎を掴んだ瞬間、一体のガーディアンがリーファの存在に気付いたのか突っ込んできた。リーファも応戦しようとしたが両手でキリトの炎を掴んでいるため、腰に差している刀を引き抜く事は出来なかった。
リーファは自分の背中を盾にして、キリトの炎を守ろうとした。

「せめてキリト君だけでも!!」

ガーディアンの大剣とリーファがぶつかろうとした瞬間・・・

「I let you do it・・・Be scattered(させるか・・・散れ)!!」

シュウが閻魔刀の次元斬を飛ばし、そのガーディアンを真っ二つにした。

「行け!リーファ!!」

「ありがとう、シュウ君。助かったよ」

リーファが出口に向かってシルフの特性であるスピードを生かして向かおうとしたが・・・

ドスッ!!

「あうっ!!」

「っ!?リーファ!!」

リーファの軽い悲鳴が上がると背中に光の矢が刺さっていた。
ガーディアンは前衛だけでなく、後衛も居たらしい。ガーディアン出現ポイントから剣と盾でななく、弓を構えているガーディアンが居た。

「こいつら・・・前衛と後衛が居たのか!!失態だ!!」

シュウはリーファに狙いを定めている弓のガーディアンに次元斬を飛ばし、牽制しようとしたが剣と盾のガーディアンがそれを許さない。

「クソッ。これじゃリーファのバックアップに回れねぇ!退け!」

シュウは自分を軸に360度身体を回転させ、閻魔刀で回転切りを放ち、周りのガーディアンを一掃するとミラージュ・ソードの呪文を高速で唱えた。

「シム・ニジャーリムス・テネブリス・フェチート・オルティオーネム・アド・オルチシェンダム・ノービス」

シュウが呪文を終えると今回は最大限にMPを使ったためシュウの周りには20本近い幻影剣が展開されていた。そしてその幻影剣はオートに飛んで行き、弓のガーディアンを刺して言った。幻影剣に攻撃力は望めないが後衛を牽制するには十分だった。
リーファが矢が飛んでこない事を確認すると急いで出口から外に出た。それを確認したシュウも幻影剣でガーディアンの間合いを牽制しながら外に出た。

「リーファ!怪我は大丈夫か!?」

シュウは門が完全に閉まったことを確認するとリーファが受けた光の矢の傷が気になるのか尋ねるが問題無かったみたいだった。

「大丈夫だよ、シュウ君。心配してくれてありがとね」

「なら良かった。悪ぃが、キリトを蘇生してやってくれねぇか?俺じゃやり方が分かんねぇ」

「うん。任せて」

リーファは持っていたキリトの炎に呪文を唱えるとキリトが人の姿に戻った事を確認するとシュウが尋ねる。

「さてと・・・まずは俺達に言わなきゃいけねぇ事があるんじゃねぇのか?キリト」


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