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遊戯王GX−音速の機械戦士−
―精霊狩り―
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 アモンの主催したパーティーによるデス・デュエルにて、ラー・イエローの生徒とオベリスク・ブルーの生徒の大多数は、体力を吸われて倒れることとなった。主催者のアモンも例外ではなく、デュエルをしていた万丈目とともに倒れ、アカデミアは騒然としているのだった。

 今回の事件の首謀者を見つけ出して解決する為とはいえ、この状況になるかもしれないと解っていた自分にとって、申し訳ない気持ちで一杯だったが……その甲斐もあって、ジムは場所の特定に成功したらしい。十代やジムを始めとするメンバーは、アカデミアの倒れた生徒を無事な生徒に任せ、プロフェッサー・コブラがいると思われる場所に赴いて行った。

 プロフェッサー・コブラがいるという森の奥には、何やら巨大な建造物がそびえ立っており、プロフェッサー・コブラとの戦いも最終局面を迎えていると思わせる。

 アカデミアの森の奥にある旧SAL研究所――自分にとっては懐かしい名前だ――には、俺もついて行きたかったものの、デス・デュエルで倒れてしまった自分では足手まとい。後は明日香やジム、十代に任せてゆっくりと倒れていよう……と思ったのだが。

「……行かないのか、明日香」

 俺は明日香に肩を貸されながら、今回で倒れた生徒を纏めている場所に運ばれていた。一度倒れてデス・デュエルに身体が慣れたのか、他の生徒よりも意識を保つことが出来た俺は、補助があれば一人で歩くことが出来たからだ。

「悪かったわね」

 旧SAL研究所には行かずに肩を貸してくれている明日香は、勿論とてもありがたいのだが……少々ご立腹な様子である。その原因は、俺にだって少しは察することが出来ているが。

「悪かったって、デス・デュエルのことを言わなかったのは……」

 わざとデス・デュエルをすることによって、首謀者とその位置を割り出すのはジムと考えた作戦で、他の誰にも明かしてはいなかった。明日香も例外ではなく、その言ってくれなかったことに怒っている……のだろうか。

「私だって、言ってくれれば協力したわ。……そんなに私は頼りない?」

「……そんなことは……」

 明日香の糾弾は容赦なく続いていく。先立ってはオブライエンとのデュエルでも巻き込まれた彼女を、今度こそは巻き込みたくなかったというのが本音だが…… 

「心配してくれるのはありがたいけど、私だってデュエリストなんですからね」

「明日――」

 ――そして更に言い訳を重ねようとしていた俺は、近くの森から飛来する物体に気づかなかった。銀色のマジックハンドのようなソレは、俺の腕に装着したままだったデュエルディスクに狙いをつけ、正確にデッキホルダーに刺さっている【機械戦士】デッキを掴んだ。

「なっ……!?」

 俺の驚愕の声をよそに、マジックハンドは忠実
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