第一話 蒼色と妖精王
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有線直結リンクとやらを縮めた言葉らしい
そのときに使われるコードの長さでその二人の仲が分かるという
「にしても直結か……【オレンジ】にBBをインストールしたときが始めてだったな」
バシィィィィィン
といつも通りの音と共に視界が青に染まった
「おや?君は誰だい?」
今回のステージは……密林
普段ならレーヴァテインとかで焼けばいいんだろうが
飛べねぇが……コキュートスの方がいいかな
「始めまして、僕はシアン・パイル
黒の王について知ってる事を全て吐いてもらいます」
は?
「とりあえず、こういう時は俺を倒してみろっていうのがセオリーかな?」
「フフッ…でしょうね
では、力ずくで?」
その大きな体に似合わず素早い動きで近づいて来た
「んー……」
まぁ一発目は受けてやるかな
「もう必殺技ゲージを溜めておいたんですよ
ここは壊しやすくて助かりました
はぁぁ!『ライトニング・シアン・スパイク』?」
ドゥッと右手のパイルドライバーの杭が伸びレインの腹を貫いた
「ゴフッ?」
さすがは近接の青……なかなか痛いな…
「よしっ!」
だが……
「油断は禁物だぜ?【蒼色】君?」
パキッ…パキパキ……
近くの湖が凍り始める
「何だ?寒い?」
「ふん…これを使うのは……半年ぶりかな?」
レインの背中には氷で出来た青く透き通った翼があった
「冷気はアバターの動きを鈍らせる。ほら、もう遅いぜ?」
バキィ?
レインの回し蹴りが炸裂する
その蹴りによってシアン・パイルの体力は2割ほど削れた
「まだまだ行くぜ!!」
レインはジャンプし
「イヤッホォォォォオ?」
薄い氷をで足場を作りそこを翼で滑るように動いた
「なっ?速?ぐぁ?」
レインはシアンの腹を蹴り上げそのまま連続でパンチと蹴りを繰り出した
所謂空中連撃という奴だ
「くっ……舐めるなぁ??」
先ほどの攻撃でシアンの必殺技ゲージは再び最大まで溜まっていた
「『スプラッシュスティンガー』?」
シアンは胸部装甲を開き無数の光の杭を放って来た
「うぉっ?かわせなさそうだな……なら着装?主護りし百合の花弁」
その光の杭を遮るように5枚の白い盾が展開される
全ての杭を防いだところで再び主護りし百合の花弁は収納された
「くそっ!これも防がれるのか?」
「ああ、あれ程度ならいくら受けても壊れないよ。壊したければ【青色】君を連れてきな」
「お前は…僕が倒してやる!お前を倒して実力を見せつけるんだ?」
三度
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