42限目 2年Fクラス
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「ねぇ、ところで、、、僕の席どこ?」
「ああ、その件なんだけどな、、俺たちはFクラスだ」
「、、、、え?」
文月学園にきてさっそくのアクシデント
「いったいどういうこと?、、、雄二」
「どうもこうも、、、簡単にいうと俺たちがバカだからだ」
「あ、、もういい」
その一言で明久は全てを悟ったのだろう。それ以上聞くのをやめた。恐らくFクラスの奴があまりにもバカだから、Aクラスの勉学を妨げるという理由だろう
「なんだよ、せっかく頑張って合同にしてあげたのに、少しは頑張らなかったの?」
「いや、頑張ったんだけどな、、結局Aクラスの10分の1にも満たなかった」
「僕だってAクラスで勉強したかったのに」
「いや、違うだろ。どうせお前はパソコンとお菓子とジュースが目的だろ」
それには明久は答えられなかった。図星だから
「な、な、な訳ないよ。もちろん・・・」
「お菓子」
「・・・座り心地のいいソファ」
「ジュースじゃろう?」
半年経とうが雄二たちは変わらず明久を迎え入れた。しかし、姫路だけは違っていた
「ん?姫路さんどうしたの?」
「い、いえなんでもないですよ。明久君。お帰りなさい」
(どうしたんだろう、、、、姫路さん)
「いいからお前らは元のFクラスに行かんか!!」
「「「へーーい」」」
そして元FクラスはAクラスからFクラスに逆戻りしてしまった
「なんで僕だけAクラスの設備を体験できないんだよ」
「文句ばっかり言わないのアキ!!だったら試召戦争で勝てばいいじゃない。もうずっといるんでしょ?アキ」
そういうなり美波は少し心配そうな目で明久を見ていた。それを察知したのか明久は優しそうな目をして美波を見て答えた
「大丈夫だよ。もう学園都市に行くことはないと思うよ」
「よかった。そうだ今度なんか奢りなさいよ」
「えぇ!?何かした?」
「せっかく待ってたんだからそれ位当たり前じゃない」
「・・・わかったよ。ところで姫路さん何かあったの?何か元気ないみたいだけど」
「あ、ああ姫路か、まあな」
「多分なぁ、アレだな?」
「ええ、アレね」
(ん?そういえば・・アレかな?)
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