第二十八話 反物質爆弾の恐怖!!
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「捨てられませんよ・・・それは反物質です。この星一個吹っ飛ばすくらいのエネルギーはあります!!」
「「んなもん作るんじゃねえ!!」」
力と飛鳥の一撃に沈んだレイリ。
「どうしよう!」
「どうしようって流石のあたしもお手上げ・・・」
「力君!飛鳥!大丈夫!組長が着たからもう安心やで!」
おいしい場面と思ったのか現れたはやて。
「おお!はやていいところに!」
「ん?どうしたん?なにこれ?」
「時限式反物質爆弾!後7分で爆発!」
「よし後は宜しく!」
そのまま逃げようとするはやて。
「はやて!」
「な!なんや!?」
「お前さ頭良いんだろ!?起爆装置くらい簡単に解除できないの!?」
「無理や!こういうのは強引に解除しようとすると爆発してしまうって言うのがお約束なんや!!これ時限爆弾やろ!?だから時限スイッチ切ってしまえばええんや!中にある赤か青の線のどっちかを切れば時限スイッチが止まるかも・・・あとよろしく!」
逃げようとするはやてをひっ捕まえる力たち。
「そう言ったんだからお前がやれ!!」
「ちょっと待って!三人でやろ!三人でやろうよ!逃げないで逃げないで!」
「「逃げるわけねえだろ!」」
とりあえず解体を試みるはやて。
「こういうのはタイマーが止まれば無害って言うのがお約束なんや!」
「何でも良いからとっととやれ!!」
残り3分
「はははは無理!出来ない」
「お前死んでもやれよ!!」
「アホか!!一高校生にんなもん解体できるか!!」
「あ!あんなところに白衣の科学者が!」
「よし!誘拐じゃ!!」
「ああれ〜〜〜〜〜〜」
力たちに誘拐された通りすがりのジェイル・スカリエッティさん。
「な!なんだい君達は!?」
「あんた科学者だろ!」
「ええ・・そうですけど・・・」
「じゃあ頭良いんだろ!?これ解体してくれ!?」
「なんですかこれ!?」
「カクカクシカジカ!!」
説明聞いて青ざめるジェイルさん。
「なんどあってーーーーーーーーそれは大変だ!!」
急いで解体を始めるジェイルさん。残り30秒。
「なるほど・・・これはよく出来てる・・・」
「なるほどってあんた感心してないでさっさと解体してくれよ!!」
「無理だ!後20秒!これを解体するには動作込みで後30秒はかかる!!」
「どうすれば!!」
するとはやてがあることを閃いた。
「ってこれダグセイバーでエネルギー吸収しちゃえば良いんじゃ・・・」
「「あ」」
「なんだいそのダグセイバーって?」
ダグセイバーについて詳細を知らないジェイル
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