第十五話 ジライヤの危機!立ち上がれハッピー!
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七色ヶ丘中学校
「はぁ・・・・・・・」
机に伏せながらものすごおおおおおっく落ち込んでいるみゆき。そのただならぬ様子にあかね達も何事のように見物している。
「みゆき。どないしたん?」
勇気を出してあかねが尋ねてみるとみゆきが口を開いた。
「あかねちゃ〜ん私たちの存在意義って何?」
「「「「は?」」」」
「何を藪から棒に?」
みゆきの言葉に首をかしげるあかね達。
第十五話 ジライヤの危機!立ち上がれハッピー!
この間闘破と共に戦っていた時。戦っている最中に些細なドジをしてしまい闘破に助けられるとハイパーアカンベェは闘破によって一刀両断されてしまい勝利するという物なのだが・・・
次のあかねのデリカシーの無い一発だった。
「いやぁ〜ジライヤに任せておけば安心やな」
「ザックリ!!」
その言葉に自信喪失してしまったみゆきだった。
「別にジライヤさんがいれば私達なんて要らないし〜私だけパートナー世界忍者やパートナーヒーローいないし〜」
口先尖がらせながら指で机に「の」の字を書きまくってすねるみゆき。
それを見たあかね達。
「うわ・・・暗・・・」
「相当落ち込んでるね・・・」
「普段落ち込まない人が落ち込むと相当ですね・・・」
「ていうかあかねの一言でここまで落ち込むとは・・・」
言った張本人のあかねを筆頭に特に気にした様子の無いがみゆきにとっては大いに気にしているらしい。
そんなこんなで一日中ウルトラハップップー状態のみゆきが帰路に着くとカバンから出て来たキャンディが慰めた。
「みゆき!元気出すクル♪」
「キャンディ〜キャンディだけだよ〜」
といってキャンディを抱きしめようとするみゆき。
だが
「♪〜♪〜」
目の前から水晶玉を持って通りかかる楽珍の姿が・・・
「あらま?キャンディじゃないの?」
「あ!楽珍クル!」
楽珍を見つけるとみゆきの手から飛び移るキャンディ。
するとみゆきは・・・
「はう〜キャンディにも居た〜」
とさらに落ち込んでしまった。キャンディがコショコショと楽珍に事情を話すと楽珍は水晶玉を向けた。
「ようっし!それならみゆきちゃんにもパートナー世界忍者が現れるかどうか占ってしんぜましょう」
「え?本当ですか!?」
「あたしの占いは良く当たるんだわ」
水晶玉を掲げるとピカッと光り占い結果を出す楽珍。
「ふむふむ・・・あっちの土手のほうに世界忍者が居るよ」
「ホントに!?ようっし!行ってみる!!」
楽珍の指差した方向へ走るみゆきが住宅街を抜け、公園を抜け、路地を抜け、辿り着いたのは土
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