第十五話 ジライヤの危機!立ち上がれハッピー!
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フクロウ男爵に言われたとおりに遠くから見て見ることにした。
闘破がアカンベェと対峙すると一気に勝負をつけるべく磁光真空剣を抜刀した。
「磁光真空剣!!」
レーザー刀となった磁光真空剣を振り下ろそうとした瞬間。
「ほぉ〜お前キュアデコルを消滅させるつもりか?」
「なに!?・・・!」
闘破は気付いた。今まで自分が止めを刺してきたのは青っ鼻のアカンベェとその派生形のアカンベェだ。今のアカンベェは赤っ鼻・・・すなわちキュアデコルを元に作られている。
プリキュア達の様に浄化能力の無い闘破が倒してしまえばキュアデコルを消滅させかねないのだ。
「く!」
磁光真空剣を元の形態にする闘破はプリキュア達が来るまで時間を稼ぐことにした。
アカンベェが闘破の身体に巻き付き締め上げる。
あまりの力に唸る闘破だが咄嗟に縄抜けの術を繰り出し脱出する。
アカンベェが闘破の位置を探そうとすると・・・
「ジライバスター!!」
「アカンベェ!」
闘破の攻撃を受けるアカンベェだがすぐに持ち直し闘破に向かって尻尾を繰り出した。
「ぐあ!」
重い一撃を身体に浴びた闘破が吹き飛ばされ壁に打ち付けられ真っ逆さまに落ちる
だが立ち上がり必死に磁光真空剣を構える闘破。
それを見て気に入らなそうな表情をするウルフルン。
「何だよお前〜お前じゃアカンベェは倒せねえだろうが〜プリキュア達も来るとは思えねえしよぉ〜」
ウルフルンの言葉に闘破は・・・
「皆は来る!!」
真っ向から反論した。
「なんだと?何でそんな事言えるんだよ?」
「俺は信じる!俺の力なんて・・・小さなものだ・・・だから俺には仲間がいる!・・・共に戦う仲間・・・かけがえのない仲間・・・プリキュアの皆が!!」
「・・・ジライヤさん」
闘破の言葉が胸に刺さるみゆき。だがそんな闘破をあざ笑うように見るウルフルン。
「へ!その減らず口・・・叩き潰してやるぜ!行けえアカンベェ!!」
ウルフルンが闘破を指さしアカンベェに攻撃させようとしたその時だった。
「うおおりゃあああああああ!!」
何処からともなく現れたサニーがアカンベェの身体を抑えつけた。
「あかね!」
「闘破!待たせたなぁ!!・・・たく・・・帰りが遅いから探しに来てみれば」
「面目ない」
サニーの登場に笑顔になる闘破。
すると
「プリキュア!スマイルチャージ!」
遠くで見ていたみゆきが溜まらなくなりプリキュアに覚醒し闘破の元へ駆けつけた。
「みゆき!?」
「ハッピー?」
ハッピーの登場に驚く闘破とサニー。
するとハッピーは何を思ったのか・・・
「ごめん
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