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東方異形録
第46話 フラグなんて、フラグなんて…!

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 時は流れ、数ヶ月経った。
神子たちは修行に励み、徐々に成果がでた。例えば霊力を上手く使い、弾幕を錬れるようになった。ちなみに青蛾は俺が修行なしに弾幕を錬れたことにめっちゃ驚いていた。うん、あの顔は傑作だったね。
 あ、ばっちり顔は収めたよ。 


まぁ、見せないんですけどねw


 さて、茶番はこれぐらいで良いか。

「うーん、やっぱこっちの方が力を使わなくて楽だなぁ〜」

現在、俺は元の姿に戻っている。ん?いやいや見つからないって!俺の家ちゃんと鍵掛かってるのに入ってきたら怖いよ!?
(退治も暗殺のも依頼がないし、グータラしますかぁ〜)
…zzz



●青蛾●
(ここの人たちは面白い方ばかりですね〜)
 特に翔さんがいきなり弾幕を錬れたことには驚いてしまいました。あんな退治屋の人間聞いた事も有りませんよ----待った。どこかで学んだ可能性が…
(実際に聞くのが一番ですね♪)

少女移動中…

ドン、ドン。

「翔さ〜ん。居ますかー?」

…出ませんね、早過ぎたでしょう----か!?
(中にすごく濃い妖気が…!)

「翔さん!無事ですか!?入りますよ!」

私はノミを使って玄関の鍵を開け、中に入った。



●咲喜●

「ここが翔の家か。」

ルーミアにこの前教えてもっらて、此方から行こうと思ったのだ。
(私にちゃんと返事を聞かしなよ…!)
一瞬、緊張のせいか躊躇ったが私は裏口から翔の家に入った。



●青蛾●
(また妖気の数が!----急がないと!!!)
 私は急いで妖気の反応のする居間へ向かった。

  「っ、貴女は鬼の頭領!」
咲喜「おや、仙人じゃないか。なんだい?こんな所で----」

シュンッ!
 咲喜のすぐ横を青蛾の弾幕が通った。

咲喜「話は聞かないか…そういうのも嫌いじゃないよ!」
  「退治させて貰います!」

両者が動き出そうとした瞬間、襖が開いた。

 ?「うるせぇ!人が寝ているときに大声を出すな!」

中からは、翔さんと大変似た羽の生えた妖怪が出てきた。



●翔●
誰だぁ!俺の睡眠を邪魔するのは!!!
 …なんだ咲喜か。いつか来るとは思ってたけどこうも早く俺の家へ来るとわな。
で、もう一人が青蛾か。家へ来るなんて珍しいな。ん?どうしたよそんな顔して、また写真におさめるぞ……

----あ。

俺は自分の姿を確認する。

「やっちまった…」

見事に最初の方のフラグが成立したのだった。



m9(^Д^)プギャーwwwwww




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