第一物語・後半-日来独立編-
第五十一章 その場所へ想い走らせたならば《2》
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実之芽ちゃんが立ちはだかった。
ここぞと言う時の彼女ですな。
最初から御雷神|《タケミカヅチ》を発動しているという、情け容赦無く戦いは始まった。
一方のセーラン君は流魔操作しか使える系術が無いのよねえ、残念です……今はね。
系術が全てというわけではありませんが、系術=力のような感じですので強い系術は強者の証と言ったところですかね。
話しは変わり、本文中で西貿易区域はジズ級連結式超大型航空船・日来と同格のサイズとありましたね。
世界にとってはそのサイズは標準だと、世界が大きいことを地味に主張してたりしてました。
世界が巨大なら戦闘艦の大きさにも説明が少しは付きますし。
他国を攻める際、ちまちまと小さい範囲を攻撃するより、一気に広い範囲を制圧した方が効率的ですよね。
押さえ込んだから、後でその範囲を潰しに掛かればオッケーですしね。
神葬世界で戦闘の主流は制圧戦なのです。
馬鹿でかいだけで相手を震え上がらせることができ、見かけ倒しというトリッキーな戦術も取れます。
なので全長十キロを越すラグナロク級戦闘艦は、まさしく終焉の名を冠するのに相応しかったのです。
ならそれを越す日来は何もんなんだという話しですがね。
ただでかければそれだけで世界は注目する、という点に注目したのです。
それだけで世界に自分達の行動が知られ、世界になんらかの変化を生ませることが出来るかもしれないと考えたわけです。
いやはや、思って実現させちゃうとは凄いものです。
夢もそうやって実現するのですかね。
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