第137話 命の大切さ
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・・・?」
リョウはミモリの顔スレスレの位置で攻撃を止めた。ミモリは冷や汗を大量に流し、真っ青になっている。リョウは3本の聖剣を腰に戻すと、
リョ「どうだ?恐怖で頭冷えたか?」
いつもの笑顔で笑いかけた。ミモリはへなへなぁ〜と地面に座り込む。
ミ「て、てっきり、殺されるのかと・・・」
リョウは腰に3本の聖剣を差しながら、
リョ「そんなバカみてぇな事はしねぇよ。命はどんな生き物でも、たった1つしかねぇんだ。そんな簡単に失っていいものじゃねぇんだ。命より大切のものは、この世には無い。その事をよく頭に叩き込んで置け!」
最後は口調をきつくして言った。そしてミモリに背を向けた後、私の方に歩いて来た。
リョ「さぁ〜て、早く皆を捜して合流しねぇとな。」
ル「えぇ〜、こんな森の中を捜すの〜?」
リョ「仕方ないだろ、ほろ、行こうぜ。」
そう言って私の手を握って歩こうとした時、
ミ「スバル・・・」
ル&リョ「!?」
土を掃いながら立ち上がるミモリが突然何を言い出すかと思えば・・・って、スバルゥ!?
ミ「『ブラックテンプラネット』の封印を解く為には、怪物召喚と、スバルの能力が必要なの。」
リョ「スバルの、能力?」
ル「どんな能力なの?」
ミモリはゆっくり目を閉じて話し始めた。
ミ「スバルは、『ブラックテンプラネット』を発明した、ギンガ=P=ノービリの孫の孫の孫の孫の孫の孫の孫の孫の孫の孫なのよ。」
ル&リョ「えぇっ!?」
スバルとその科学者は、血が繋がってるってゆう事ォ!?
ミ「ノービリ家には、100年に一度、全宇宙にある10の惑星を操る能力を持っている子供が生まれてくるのよ。」
リョ「それがスバルって訳か。」
ミ「えぇ。ちなみに、ギンガ=P=ノービリも、その能力を持っていたの。『ブラックテンプラネット』は、その能力と怪物召喚が混じり合って、発動するようになっているの。」
ま、まさに科学って感じだわ・・・あぁ、頭が痛くなってきたわ・・・・
リョ「でも、何で今更そんな事俺達に言うんだよ?」
ミ「べ、別になんだっていいでしょっ!///////////////」
リョ「?」
そっぽを向いたミモリの顔が少し赤みを帯びている。ま、まさか・・・!
リョ「まぁいいや。いろいろありがとうな。そんじゃ。」
リョウはそう言ってミモリに片手を上げて、もう片方の手で私の手を握ると、皆を捜す為歩き出した。その時、
ミ『恋敵・・・!』
ル「!」
ふとそんな声が聞こえたのは気のせいかしら・・・?
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