第93話
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と、そこから小さい触手がうじゃうじゃと麻生の身体を取り込もうとした時だった。
麻生の眼がカッ、と見開く。
そして、その目玉の中を左手で殴りつける。
「な、なにを・・・」
「これを待っていた。
お前が自分から急所をさらけ出す時を。」
麻生は左手に星の力を流し込む。
すると、触手の目玉は内側から蒼い炎で燃え上がっていく。
「サU垠Zアュアウアツア?アレアオ!!!」
今まで話していた女性の声とは別の叫び声だった。
この世のモノとは思えない叫び声。
おそらくこの触手自身の叫び声なのだろう。
瞬く間に蒼い炎は触手全身に燃え移り、麻生を貫いていた触手も蒼い炎で燃え尽きてしまう。
この炎は麻生の星の力で創られているので麻生自身には何の影響もない。
麻生は腹部を左手で押えながら呟いた。
「本当に面倒な事に巻き込まれた。」
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