暁 〜小説投稿サイト〜
もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
とある剣士の神剣抜刀・H
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いいくらいだよ)
「ぅなお、まーお」(約:吾輩の主は苗ただ一人であるが故、ここに住まうことはまかり通らぬ。許されよ、獣の血を継ぐ人間よ)
「あ、君は苗さんの飼い猫だったんだ・・・道理で他の子よりも大きいと思った・・・」
ナノハ・アリサ((会話してたの!?))
ナエ(何とまぁ微笑ましい・・・)
スズカ(動物との会話能力・・・それが君の化物としてのチカラの一つ?)
それを機にようやく僕も参加できる動物談話へ話題が移り、その日のお茶会はそれですべての時間を消化した。次はアリサちゃんの家で犬と戯れるんだ・・・
そして想像以上に男前なメスだったぽんずちゃんよ、さらば!願わくばまたいつか相見えんことを・・・!
「ねぇ、おにぃ・・・クロエ君」
「・・・なに?」
「退屈だった?」
「・・・ううん、楽しかった。ぽんずちゃんとも友達になれたし、苗さんとアリサちゃんとも」
「そっか・・・うん、良かった」
「どうやら一歩前進ですな、アリサ嬢?」
「そのようですなぁ、苗殿?」
「二人とも悪代官みたいな顔になってるよ・・・」
・・・実はこのお茶会、クロエとなのはの距離を縮めるための催しだったり。途中何度か脱線したが、目的が果たせたようで残り3人はおおむね満足したのであった。
次はなのはが「お兄ちゃん」の一言を言えるのを目指そうと画策する3人だった。
ところで、すずかには少し気になっていることがあった。それは別に根拠のない唯の憶測なのだが―――
(クロエ君の猫の抱え方、親しっこくそっくり・・・偶然だよね?)
これが後に「クロエ、子しっこく説」として浮上することになることを誰も知らない。
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