15北欧 統合軍基地 事後処理
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ベルとビームライフル、マシンガンだけで戦うなら、10万くらいで済む。他の武装まで使うと100万とかだけどね。後、被弾すればするほど金がかかるので、うちは回避推奨です。盾は敵シュミクラムの残骸を基本的に使うよう指導されている。
「まあ、特許とかで月の収入自体は黒字でお金はあるんですけど、維持する施設も高いですからね」
「確かにね」
訓練施設は特に高い。高性能なドローンとか無数に相手するのが基本的だし。逆に資金源はナズーリンランドと公開している数々の特許による使用料金だ。それと、その豊富な資金を使って、電脳症の子供を引き取ったり、買い取ったりしている。彼らは治療した後、教育を施してナズーリンランドで働いて貰っている。もちろん、孤児院も吸収して運営して専門技術を教えこんでいる。彼らも戦力になるし、ヘルに登録してもらっているので、うちは人数が結構いる。殆どがナズーリンランドの警備とかだが。
「情報の精査が完了しました。お兄様、どうぞ」
レインが離脱してきて、情報を転送してくれた。他の2人も無事に離脱できたようだ。
「お疲れ様」
「お疲れ様です」
「フラン、機体に不具合は無いか?」
「無い。むしろ、機体性能が高すぎる」
「そこはなれろ」
ストライクフリーダムはスペックが高いし、同調システムに加えてとあるシステムも乗せている。キラ・ヤマトほどではないが、フランも結構実力は高い。ちゃんと育てれば乗りこなしてくれるだろう。
「それとメイ」
「はい!」
「お前、アトミックバズーカは承認式にする」
「そんなっ!?」
メイが何か言ってくるが、無視してロックをかけておいた。リーナは大喜びだ。
「今日は豪華な食事にしましょう。赤字が減りますから」
「うぅ〜〜」
ケイと姉妹なだけあって、メイは結構元気だ。電脳症が治ってからはお転婆な一面もある。
「料理?」
「ええ。フランも一緒にどうですか?」
「作る」
「じゃあ、俺も手伝うか」
3人で調理して、豪華な食事を作る。母さん達が帰ってくるまで待ったあと、楽しい食事を終えた。そして、手に入れた資料を読むと、そこにはドミニオンの名前があった。北欧か……そういえば、連中の拠点はここだった。それに、ここにはグレモリー神父の娘、六条クリスことチェーンソー娘が居たはずだ。少し探してみようか。
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