暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0410話
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て大人っぽいしな」
「そっちにもフェイトの部下が襲撃したのか」
「ああ。結構な手練れだったぜ? もっとも、俺とカモに掛かっちゃ赤子の手を捻るようなもんだったがな」

 と、自慢気に呟くラカン。その隣ではカモが一仕事済んだぜ、とばかりに煙草を吸っている。……近衛が微妙な表情をしているのは気になるが、その辺は後で聞けばいいだろう。

「まぁ、アクセルに手を出したのが間違いだと思うで。少なくても俺ならアクセル相手に敵対したいとは思わへんし」

 小太郎が深く溜息を吐きながら同情した様子で調へと視線を向ける。
 かつての仲間の部下、という事で多少は気になるのだろう。あるいは京都で俺と戦った時の事を思い出しているのかもしれない。

「それはともかくだ。結局戦いに巻き込んでしまったからな。余り気は進まないが、奴等とやり合うっていうのなら正体くらい教えておかないといけないからな。俺の自主制作映画を用意しておいた」
『おいっ!』

 シリアスな話の筈だったのに、突然ラカンが言い出した自主制作映画という事で即座に数名から突っ込みが入る。
 ちなみに、俺のパーティからは円が突っ込み役に回っていた。

「まぁまぁ。そう怒るな。何しろ昔語りとかそういうのは苦手だからな」

 そう言い、どこからともなく出した映写機のような物を使って映像を開始する。
 ……これもきっと魔法の産物なんだろうな。そう思いつつ、映像へと視線を向けるのだった。
 紅き翼の戦記というタイトルロゴが流れ、ラカン、ナギ、詠春、アルビレオ、若い時の高畑と見た事の無い人物達が数人出て来る。
 と言うか、EP1『旅立ちのラカン』となってるのを考えるとEP2とかもあるんだろうか。
 そんな風に思いながら映像へと集中する。
 ヘラスで紅き翼を仕留める依頼がラカンにされ、すき焼きをやっているナギ達へと襲撃を掛ける。13時間以上もの間ナギと戦い、引き分けてからも色々とあって最終的にはラカンはナギの仲間として紅き翼へと入るのだった。ヘラス帝国とMMの戦争が始まり、紅き翼が活躍して名を上げる。そして戦争を裏で操っている『完全なる世界』という秘密組織の影を見つけてオスティアの王女であるアリカと手を組む事になる。その後は完全なる世界についての調べを進めていき、MMのNo.2までもが完全なる世界の手の者だと判明する。そしてそれを証拠として協力者へと渡すが、その協力者は既に死んでおり、完全なる世界の者と入れ替わっていた。結局その場は退散する事になり、紅き翼は反逆者として手配される。そして捕まっていたアリカ王女とヘラス帝国の第三皇女を救出して態勢を整えて敵、味方を判別していきながら完全なる世界の本拠地を探り出す事に成功する。世界最古の都、王都オスティア空中王宮最奥部『墓守人の宮殿』へと攻撃を仕掛
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