第91話
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えなかった。
「なら、心当たりはあるか?」
「お、俺は何も・・・・・・・・・もしかして、あの女の仕業かもしれない。」
「あの女?誰だそれは。」
「俺がこの学園都市に来る前に色々教えてくれた女だ。
潜入する計画からその他諸々細かい作戦まで考えてくれた女だ。」
「特徴は?」
「黒髪でショートヘヤーだった。
眼鏡をかけている以外は・・・・・」
不意に八雲の言葉が切れた。
そして、次の瞬間だった。
「あ、あぐあ・・・・・あばびあうどいうしはへあはひ!!!!!!」
何やら訳の分からない言葉を発すると、突然八雲の身体が膨らみ始めた。
ゾクッ、と何かを感じた麻生は手を離し後ろに下がる。
身体の中に何かいるのか、下から上に行くように膨らみ最後には口から何本も触手が出現する。
「うげ・・・何あの気持ち悪いの?」
AIMジャマーが全部壊れたので、頭痛が無くなったのか麦野達は未だに頭などを押えているが何とか立ち上がる。
フレンダは八雲から出る何本の触手を見て、気持ち悪そうな表情する。
他のメンバーもたまらず視線を逸らす。
口から出た触手は集まり、形を創っていく。
その形は大きな眼球だった。
瞳が開き、ギョロギョロと周りを見渡す。
眼球が麻生の姿を捉えると、動きを止める。
「どうも、こんにちは。
星の守護者さん。」
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