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IS-最強の不良少女-
デート
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「あんだよ人の顔ジッと見やがって」

「え!? あ、ゴメン! その響の顔って整ってるなぁって思ってつい見とれちゃった」

「私の顔? あー……そういや渉も似たようなこと言ってたな。まぁサンキューな、だけど私よりもお前の方がよっぽどいい顔してると思うぜ? シャル」

 ポンと頭に手を当てられながら言うと、シャルロットがまたまたゆでだこのように赤面した。




「キー!! シャルロットさんうらやましすぎますわー!!!!」

 持っているハンカチを噛み千切ろうな剣幕でセシリアが言うが、ラウラはそれに冷静に、

「おちつけセシリア。まだ二人がそんな関係と決まったわけでは……」

「ラウラさんこそ目が泳いでいましてよ……?」

「ぐっ!」

 二人の後ろではばれないように尾行するセシリアとラウラの姿があるが、周りには結構目立っていた。

 何せラウラは軍服。セシリアはブランド品で固められている。これで目立たない方がおかしいだろう。




「さて着いたな。とりあえず適当に見るか」

「そうだね」

 水着店にやって来た響とシャルロットは二人で並びながら水着を見ていた。

「響、これなんてどうかな?」

「ん? 似合うんじゃねーの。私はいいと思うぜ?」

 シャルロットが持つ水着を見て響は笑いながら言う。

「そう? じゃあちょっと試着してくるね」

 彼女は意気揚々と試着室に向かった。それを見送った響も自分の水着を選びはじめる。

「これなんかよさそうだな」

 響が手に取ったのは黒のビキニだった。かなりシンプルなデザインだがそこが響のお眼鏡にかなったのだ。

 そして響がそれを持ち試着室の方まで行くと、試着室からシャルロットが顔を出した。

「とりあえず着てみたんだけどどうかな?」

 カーテンを開けたシャルロットが着ていたのは黄色を基調とし、腰に黒のラインが入ったパレオの着いた水着だった。

「おー、似合ってんじゃん。スッゲーいいと思うぜ」

「そ、そう? じゃあこれにしようかな……」

「そうか。んじゃあ私も今から着るからちょっと見てくれ」

 響は言うと試着室に入った。

 数分後、先ほど選んだ黒の水着を着た響が出てきた。

「どうだ?」

「うん、凄くいいと思うよ。シックな感じでカッコイイ」

「そかそか。じゃあ私もこれにするかな」

 鏡を見つつ、響は自分の姿を見つめた。出るところはしっかりと出て締まるところはしっかりと締まっている響の体はまさにビキニが映えていた。

「じゃあお会計だね」

「おう。ちょい待っててくれ」

「りょーかい」

 響は再びカーテンを閉じた。




「ああ! 響
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