七十四層攻略その五
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
運悪くリザードマンの集団に遭遇してしまい、時間が掛かってしまった。
「もうアイテムで帰ったんじゃ無ぇの?」
クラインはおどけてそう言うが、悪い予感は的中してしまった。
「あぁぁぁ・・・」
遠くからの微かな、しかし確かな悲鳴。それを聞くと、俺達三人は駆け出していた。敏捷力補正を全開にして駆け抜ける。ボス部屋に辿り着くと、軍は悪魔を前にして逃げ惑っていた。
「全軍、突撃・・・!」
「あんの馬鹿っ!」
あっさりと悪魔は部隊を薙ぎ払う。隊長だった男は、あっけなく爆散した。
急にアスナが部屋に飛び込み、悪魔に攻撃、キリトも追髄する。そのまま悪魔と打ち合う二人、だが、ついに一撃がキリトを捉えた。キリトは無理矢理ノックバックを作りこう叫んだ。
「アスナ!クライン!クラディール!十秒持ちこたえてくれ!」
キリトは、ついに自らの切り札を切った。奴の隠し技、「二刀流」だ。
「おあぁぁぁ!」
切り払い、そして連続突き。十六連撃、「スターバースト・ストリーム」だ。最後の一撃が悪魔の胸を直撃し、悪魔は爆散した。
「キリト君!?」
キリトはそのまま倒れ込んだ。
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ