七十四層攻略その四
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
「いやー逃げた逃げた!」
安全エリアまで一心不乱に走った後、アスナは愉快そうに笑い、バスケットを取り出した。キリトの昼飯だろう。
「あのー俺の分は?」
「貴方だって料理スキル完全習得してるでしょ?」
「クラディールお前そんな凄かったのか!?」
キリトが目を剥いて驚く。いやお前料理作ってやった事何度もあるだろ?自慢じゃ無いが、マヨネーズの組み合わせを見つけたのは俺である。
「ほらこれ嘗めてみろ。」
「マヨネーズだ!」
そんな感じで俺達が盛り上がっているとクライン達のギルド風林火山がやって来た。クラインは右手を上げると、
「よう!キリト!クラディール!暫くだな!」
と叫びながら駆け寄ってくる。が、アスナを見ると瞬時に固まり、自己紹介を始めた。二十四歳だとかぬかしやがったのでキリトにどつかれていたが。風林火山の面々もそれに続く、しかし、そんな所で軍がやって来た。
「我々は君等の為に戦っている!」
だそうだ。止せばいいのに奴等にマップを提供し、軍は奥へ向かって行った。
「一応様子だけでも見ておくか・・・?」
そう言いながら軍を追うキリト達、やれやれ、どっちがお人好しなのやら・・・
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ