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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0409話
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ようにな」
「任せるでござる」
「あやか達も準備はいいな?」
「ええ、大丈夫ですわ」

 あやか達4人に茶々丸、そして長瀬が調を担ぎ上げているのを確認してから影のゲートを作りだして沈んでいく。
 人間だった時の異形化した状態ではこの人数をゲートで移動させるのは無理だったが、混沌精霊となった今の俺ならそれもそう難しい事ではない。……もっとも、相変わらず熟練度の関係でそれ程遠くまでは移動出来ないのが難点だが。この辺は要修行だな。
 そしてホテルの外へと影のゲートを繋げ、そこから何度か同じように影のゲートで移動していく。そして着いた場所はオスティアの外縁部付近。地上が一望出来る場所だった。

「ここでいいのか?」
「うむ。少し待って欲しいでござる」

 長瀬がそう言いながら、何かを打ち上げる。信号弾のようなものか。
 そして5分後、そこには早乙女の飛行魚グレートパル様号が存在していた。

「アクセル君、そっちも無事だったみたいだね」

 乗り込んだ俺達を出迎えたネギは笑みを浮かべていた。自分達が襲われたのだからこっちも襲われた可能性を考えていたのだろう。

「こっちは特に襲われるような事はなかったからな。それよりも土産だ」

 クイッ、と長瀬の背負っている調の方を見る。

「この人は?」
「あーーっ、こいつってば私達を襲った奴じゃない!」
「さすがに襲われた方はしっかり覚えてるな」

 早乙女の台詞に苦笑を浮かべながらも、何やらジタバタとしている調に視線を向ける。

「こいつはフェイトの仲間の1人で、調とかいうらしい。……まぁ、コードネームの可能性もあるが。とにかく、早乙女達を襲っていたのを俺が助けに入ったのは聞いていると思うが、その時についでに捕らえた。……捕らえたのはいいんだが、何しろこっちのチームは殆ど戦闘用のアーティファクトしか持って無くてな。出来れば宮崎の力を借りたいんだが」
「え? うん、それはもちろん構わないけど……でも、もうフェイトの……」
「あぁ、それは聞いてる。けど、それも確実じゃなかったんだろう? 幸いこいつは逃げる事が出来ないからな。十分情報は入手出来るだろうよ」
「あ、そっか。確かにそれはありかもしれないね。のどかさん、後でお願い出来ますか?」
「え? ええ。構いませんけど、今じゃなくていいんですか?」

 宮崎の質問に、ネギが苦笑を浮かべる。

「ラカンさんを放って置いてそれだとその、何て言うか……」
「正直に言えばいいだろ。あのおっさんがいじけそうだって」
「長谷川さん……」
「まぁ、こっちとしては土産代わりだからこいつの扱いはそっちに任せるが……そいつのアーティファクトはカードを奪ったから使えないけど、植物を操る能力があるから気をつけた方がいいぞ。幸い今
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