暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0409話
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れ以上聞かれないようにしてから話を進める。

「まぁ、オコジョ妖精だったり仮契約屋とかいったか? そういう所に行けばまたフェイトの持っているマスターカードからコピーカードを作れるんだろうが……」
「なるほど。戦力的には大幅ダウンという事ですのね。それで、この人をこれからするんですの?」
「やっぱり無難にネギ達の所に連れていって宮崎のアーティファクトで情報をなんとか……って所だな」

 俺のその提案に、円が思わず苦笑を浮かべる。

「そうよね。私達ってば何でか基本戦闘に使うようなアーティファクトばっかりだもんね」
「あら? 私の虹色領域の腕輪は回復にも使えるわよ?」
「それを言うなら私のセイレーンの瞳だって別に戦闘特化って訳じゃないわよ」
「でも、基本は戦闘でしょう? 本屋ちゃんのようなタイプじゃないし。……まぁ、それもこれも私達のマスターであるアクセル君が好戦的なのが理由なんでしょうけどね」

 確かに仮契約はマスターと従者の影響によって行われるものなんだから、円の指摘が間違っている訳でも無い。しかし……

「それをいうなら、マスターである俺だけじゃなくて従者の方の影響も出てると思うんだがな。……まぁ、それはともかくとしてだ。今も言ったようにこいつはネギ達の所に連れていきたいんだが……あっちと連絡を取る方法は何かないか? 確か闘技場で解散した後に大河内や夏美達に会いに行ってきたんだろう?」

 そう、キズクモにいる時から夏美の事を心配していた千鶴。クラスメイトが奴隷という立場になってしまって心配しているあやか、友達として心配をした円と美砂の2人は俺がオスティア祭を見て回ったり、フェイトと話している間に大河内達に会いに行っていたのだ。
 あやか達4人のうち誰かがあっちにいるか、逆にネギの従者達の中の誰かがこっちにいればパクティオーカードで連絡を取れるんだが……そんな俺の希望はあっさりと潰される。

「駄目ね。夏美ちゃんと話している時に小太郎君が急いで出て行ったけど、本当に急だったからそれどころじゃなかったし」
「っていうか、ネギ君達が泊まってる所に行けばいいんじゃないの?」

 美砂の言葉に首を振る。

「リュボースに調べて貰ったんだが、ネギ達は今拳闘士団の宿舎には戻ってきていないらしい。恐らくどこか他の場所で今回の件を相談してるんだと思うが……あぁ、そう言えば早乙女が飛行魚を持ってたから、あそこに集まっている可能性もあるか」

 移動基地みたいな扱いが出来るのなら、飛行魚を持っておくというのもそう悪くない選択肢かもしれない。何しろゲートが使えない今、現実世界に戻るのはいつになるのか分からないのだ。そして賞金首の身である以上は街中で泊まるというのは可能な限り避けた方がいいだろう。……まぁ、飛行魚を入手するに
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