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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第135話 信じている
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          『ここから少しだけ鎖の少女(チェーンガール)のボス、チェス目線でいきます。』

俺は『ブラックテンプラネット』の封印場所を目指して森の中を歩いていた。その時、俺の右腕に着けている黒、赤、灰色、緑、黄色、青、銀色の7色の腕輪の1つ、黄色い腕輪が茶色く錆びた。

チェ「ティ、ティオが、やられた、だと・・・?」

そう、この7つの腕輪は、鎖の少女(チェーンガール)の魔道士の事を表している。黒はスバル、赤はサニー、灰色はレイニー、緑はミモリ、黄色はティオ、青はマリン、銀色は俺だ。ティオが妖精の尻尾(フェアリーテイル)のバカ共の誰かにやられた為か、黄色い腕輪が錆びたんだ。

チェ「ま、まさか、こんなにも早くやられてしまうとは・・・」

その時、ガサガサと近くの茂みが揺れた。敵かっ!?とっさにバーン・リクウィッドを放つ体制をとると、

ス「ボス、そんなに警戒しないで下さい。俺ですよ、俺。」

茂みから姿を現したのはスバルだった。

チェ「やっと来たか。遅かったな。」

ス「ボスを見つけるのに時間が掛かってしまいまして。」

こんな森の中だ。人1人見つけるのには大変なのかもしれないな。

チェ「行くぞ。『ブラックテンプラネット』の封印場所に。」

ス「はい。いよいよ俺を使()()時が来たんですね。」

俺はスバルと一緒に『ブラックテンプラネット』の封印場所に向かって再び歩き始めた。
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