第135話 信じている
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解だった。
ショ「エルザ、止めだっ!」
ショールの声に高く飛び上がると、
エ「黒羽・月閃!!」
ティ「ぐああぁあああぁぁあああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
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私は鎧を解き、倒れているティオの胸倉を?む。
エ「四の五言わずに『ブラックテンプラネット』の封印を解く為の怪物召喚ともう1つのものを教えろ。さもなくば・・・」
別空間から剣を取り出し、剣の刃先をティオの首筋に突きつける。
エ「貴様の体が傷つくぞ。」
ティオは荒々しく息をしながら、薄っすらと片目を開けると、
ティ「はぁ、はぁ・・け、計画が・・・台無しに、なる、くらいなら・・はぁ、はぁ・・・死んだ方が、ましだ・・はぁ、はぁ・・はぁ・・・」
エ「貴様ァァァッ!!」
怒りを露にした私の肩にショールがそっと手を置く。
ショ「エルザの攻撃をまともに食らったんだ。それくらいにしといた方がいい。『ブラックテンプラネット』の事は、ナツ達が暴いてくれるさ。」
エ「・・・仕方ないな。命拾いしたな。」
私は剣を別空間に戻し、ティオを離す。
ショ「それより、お前等は何でそんなにチェスの事を庇うんだ?」
確かに、チェスはスバルたちからとても慕われている。何か理由があるのか?
ティ「・・・救われたんだよ、ボスに・・・・」
エ&ショ「?」
ティオはどこか悲しそうな顔を浮かべて、
ティ「俺は、孤児だったんだよ・・・」
エ&ショ「!」
ティ「親から虐待を受けて、6歳の頃にこの森に捨てられたところをボスに拾われて、ここまで育ててくれたんだ。ボスは優しくて、強くて、俺達の親的存在だった。俺だけじゃねぇ。サニーとレイニーも、ミモリも、マリンも、この森でボスに拾われたんだ。スバルは違うけどな。」
エ「スバルはどうして・・・?」
ティ「それは言えないな。言ったら、『ブラックテンプラネット』を解くヒントになっちまうかな。」
エ&ショ「なっ!?」
ティ「俺は殺されても、ぜっ、てぇ〜に・・言わ、ねぇ、からな・・・」
そう言い残すとティオは気を失ってしまった。『ブラックテンプラネット』の封印を解く方法に、スバルが関係してるのか・・・!?
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