MS開発史
水陸両用MSB
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を簡略化できるという利点を持つ。しかし、兵装を胴体に固定してしまうため、射界が狭くなることと、ジェネレーターに近い場所に非装甲部分ができるという構造上の欠点もある。
○腕部装備型
前腕部に装備されるタイプ。正確には掌に当たる部分に内装されている。腕部内を方針として使用している(ビームライフルのバレルのように粒子加速リングを複数内装できる)ので固定式に比べて威力が高く、さらには腕部に内装するため広い発射角度が確保できる。半面、機構が複雑化するという欠点を持つ。
■実弾兵器
ミサイルやロケット、魚雷などの実弾系の兵装。光学系兵装とともに装備されていることが多く、装備形式は胴体に固定されている場合がほとんどである。
○手持ち火器
MS?06M(水中用ザク)やその系列機用のサブロック・ガン。「サブロック」とはサブマリン・ロケットのことで、水中以外でも発射可能。
○魚雷
胴体内装式の魚雷発射管。水中船用のトーピドー(プロペラ推進)と汎用のサブロック(ロケット推進)の双方を発射可能なようで、地上での発射例も見られる。MSM?07E(ズゴック・エクスペリメント)の頭部にも搭載されている。
○ミサイル・ロケット
誘導式のミサイルや、無誘導のロケット弾を発射するランチャー。頭部や腕部など様々な場所に装備される。ミサイルはランチャー・タイプだけでなく、MSM?03C(ハイゴッグ)用のハンド・ミサイル・ユニットのように外付けのオプション・タイプも存在する。
■格闘兵器
公国系の水陸両用MSは、ヒート・ホークの様な手持ち式の格闘兵器は装備せず、腕部ユニットそのものが格闘兵器となっている。バイス・クローはその代表例である。
○マニピュレーター・タイプ
正確には格闘兵器ではない、通常の「手」。基本的には汎用型MSのマニピュレーターと同じだが、バイス・クローの隆盛により姿を消していく。MSM?08(ゾゴック)のように、巨大なナックルと腕部伸縮機構を「アーム・パンチ」として使用する機体もあった。
○クロー・タイプ
水陸両用MSの標準的格闘兵装であり、簡易型マニピュレーターでもあるバイス・クロー。クローの硬度と、MSの質量や突進力を使って目標を貫通・破壊する(MSM?04(アッガイ)のように腕部伸縮機能を併用する機体もある)。水上艦船の艦底に穴を穿ち、浸水・沈没させるという戦闘方法が採られることもあった。MSM?03(ゴッグ)のようにクローと「手」の折衷型もあるが、これは「手」からクローへの転換期に存在した特殊な形態と言える。
補足事項
??MSコレクションの中の水陸両用MS ??
一年戦争中、敗走するジオン軍は大量のMSを廃棄した多くが連邦軍によって回収されたが、その
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